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委員会会議録

質問文書

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令和元年6月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 澄美 議員
質疑・質問日:07/02/2019
会派名:自民改革会議


○鈴木(澄)委員
 1問だけ質問させていただきたいと思います。
 厚生委員会資料1の2ページ、第105号議案「令和元年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 児童福祉施設等緊急安全確保対策事業費、新規600万円ですけれども、内容は児童福祉施設等の防犯教育及び県立施設の安全確保対策で保育所等の職員、保護者向け防犯講座を県東部、中部、西部の3カ所で1回ずつ開催すると。それから県立児童福祉施設等に防犯用品等を整備するとのことであります。
 そこで質問ですが、防犯講座の内容と期待される効果、誰が講師を務めるのか、いつまでに実施するのか。大津市等の交通事故の実態、川崎市での事件等々の教訓をどのように分析してこの講座に生かしていくのか答弁を求めます。

○山本こども未来課長
 防犯講座の内容と講師、時期についての御質問にお答えいたします。
 内容といたしましては、不審者に狙われない園づくり、いざというときに子供を守る行動など、防犯のために必要な知識を習得していただくことを考えております。
 講師につきましては、具体的には申し上げられませんけれども、くらし交通安全課で今までも小中高校に「あぶトレ!」の講師を派遣しておりますので、くらし交通安全課とも調整しまして講師を決定したいと思っております。
 時期ですけれども、今のところ夏休み明けの8月下旬ぐらいにできればと思っております。

○鈴木(澄)委員
 8月下旬は、8月下旬からスタートするのでしょうか。それとも8月下旬までに全部完了するのでしょうか。

○山本こども未来課長
 あくまでも希望ですけれども、園の方から8月のお盆から下旬ぐらいが一番出席しやすいと聞いておりますので、8月下旬までに終わらせたいと思っております。

○鈴木(澄)委員
 緊急的に取り組む事業なので、意識を持って事業の進捗を見ていきたいと思っています。

 次の質問ですが、資料の補正予算事業概要に対象者が記されていますが、保育所が400施設、認定こども園が274施設、公立幼稚園が192施設あります。東中西でそれぞれ1回開催とのことですけれども、これだけの数を対象に東中西で1回ずつ開催してどれだけの波及効果を狙っているのか。

 また、今後継続的に同じような事業を実施するのか、たまたま事件事故が続いたから実施するのか。子供の安全を考えると、子供が成長してくれば、ある時期には親だけではなくて子供に対してもしっかりした体制を取っていくことが必要でしょうから、取り組みについて質問します。

○山本こども未来課長
 数のことですけれども、ここには公立、私立を含めまして対象とすべき総数を挙げております。
 なお、公立幼稚園の所管は教育委員会になりますけれども、対象年齢等は同じになりますので合わせての実施を考えております。
 東中西の3カ所での開催については、大きな会場を設定しておりますけれども、どのくらいの方にお集まりいただけるか、1回だけでいいのかなど、いろいろ考えるべきことはございます。
 既に市町単位で行っていただいているところもございますので、そういった状況も踏まえながら、5月にありました大津市での園児が巻き込まれた交通事故、川崎市でスクールバスを待っていた小学生の殺傷事件が続きましたので、オール静岡で子供の安全確保に向けて取り組むことを趣旨としています。まず県としてできることから、6月補正で対応していこうと考えています。

 今後については、市町や民間とも情報共有、提案をいただきながら考えていきます。まずはこの防犯講座を東中西の3カ所で実施しまして、子供の安全確保のために講座の形がいいのか、ほかの形がいいのか検討していきたいと思います。

○関こども未来局長
 山本こども未来課長から話をさせていただいたことについて、補足させていただきます。
 1番委員御指摘のとおり、集合研修を3カ所で開催してどれだけ波及効果があるかにつきましては、非常に難しいところもあると思っております。
 ただ、さきに申し上げましたように事件事故が起きまして、まず県として何をするか。職員、保護者に対しての啓発の第一歩として開催したいと思っております。
 また、指導者、保育士、幼稚園の教員につきましては、県でも行っておりますリーダー研修あるいはキャリアアップ研修の中で防犯講座、どういった形で子供を守るかなど安全についてもカリキュラムの中に盛り込みながら進めていきたいと思っております。
 この3回の研修をどう生かすかにつきましては、まず皆さんに共通認識を持っていただく。教育委員会、交通事業者等とも安全点検をしていく中で、それぞれの立場でどういった安全確保、安全対策が必要かを共有していきながら、対策等を練っていきたいと考えております。

○鈴木(澄)委員
 わかりました。
 大津市の例では、保育園側、保育士たちがしっかりとしたルールに基づいていても子供たちを守れず、残念ながら亡くなったお子さんがいらっしゃいましたけれども、どの事件、事案につきましてもそういった教訓をしっかりと共有することが大事だと思います。時間がたつと風化していくので、一過性のことではなくて基本的なものとして、今回の教訓を生かして県全体に共有できるように進めていっていただきたいことをお願い申し上げまして、質問を終わります。

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