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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月25日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:11/25/2021
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 ありがとうございました。1つは、最近電車で東京へ行って、新橋の辺をぷらぷらっとしたんですが、にぎわっているところはすごくにぎわっているんですけれども、逆にがらがらのところは全くがらがらなんですね。歩いている人はそこそこいたんですけれども、コロナの前と後で、マーケットが1つは縮小したのかなということと、あと旅行関係とかですと需要の質の変化といいますか、それがアフターコロナという意味じゃ重要になってくるかなと思います。11月になって需要が回復してきたばかりなんで、全体像をつかむのが難しいかもしれませんが、その辺で感じていらっしゃることがあれば教えていただきたいと思います。

○利岡正基参考人
 今、11月に積極的に動き出しているなという方は、どっちかというとあんまりGoToだとかそういうのは関係なく、逆にGoToになるといろんな方に巻き込まれるので、今のうちに来たいなっていう積極的な利用者の方であるのかなと感じています。ですので、そういった方たちからまずは動き出している印象を受けるので、去年のGoToのときに、やはり観光事業者の方で言われていたのは、自分のところのいつものお客様とは違うお客様が非常に来たと。それは悪い意味も含めてになってしまいますけれども、そういったところの弊害も感じていたところがありますので、逆に今、これだけ来ていただいている方は、本当に自分のところのお客様、コアなファンという印象を受けています。
 ですので、観光事業者の方もGoToを歓迎する声もありますが、一方で、やっぱり慎重にというか、そういったお客様を結局、今度GoToが終わった後にどうつなげるかがあるので、去年みたいなお祭り的なGoToは若干敬遠している。今、金額の縛りとかいろいろ考えているようですけれども、去年と同じものだと、ちょっと怖いなと感じてはいます。

○河原崎委員
 そういった中で、今言われたコアのファンって方が恐らく伊豆高原の強みになるのかなとは思うんですが、そんなことも含めて、先ほど3つ、ペットとアートと自然だったかな。その辺のことを含めて、今後どういったところに重点、力を入れていこうみたいなのはありますか。

○利岡正基参考人
 そうですね、繰り返しになっちゃうかもしれませんけれども、今、結局コロナで、例えば宿でいくと、定員が小さい宿も多いんですね。ペンションも非常に多いんですけど。例えば5室のお部屋だと、その宿は基本的にコロナになってからずっと4室がマックス。例えば3室とか4室がマックスで営業してます。コロナを踏まえて、そもそもお客様がいっぱい来たとしても満室にはしないということです。ということは、どんなに稼げても8割しか稼げない状態がまだずっと続いているんだと思うんですね。これからも、どこでもともとのお客様でいっぱいにしようかに関しては、皆さん結構慎重ですので、そこはない。そうすると、結局、稼働率をどうやって上げるかなので、先ほどの例えばワーケーションもしかり、教育旅行もすごく大きな柱ではありますけれども、ここを本当にやっぱりしっかりと維持していきたいなと私的には思っています。

○河原崎委員
 先ほども言った修学旅行の件ですが、実際問題、修学旅行っていう形は、恐らく今までのような元に戻って、全国的な展開になっていくだろうと思います。そういった中で、それとは別の形の、静岡県を学ぼうか何か知りませんけれども、県内で新しい制度をつくって、修学旅行じゃない、我々の頃だと林間学校を5年生のときにやったりとか、そんな記憶がありますけれども。何かしらそれ以外のもので静岡県内で回っていくような形を県として用意するとか。それと同時に自治体同士でも、ここでできたつながりを生かして何かやるとか。そんなようなことは考えられるのかなと思ったんですけれども、それについてのお考えはありますか。

○利岡正基参考人
 おっしゃるとおりだと思います。私たちもワーケーションをやるときに、教育旅行の下地があったので、ワーケーションも絶対いけるっていう部分もあったんです。要は教育旅行でいろんな体験を展開していて、それは企業が来たときにも、同じようにその体験をやってもらえる、アクティビティーをやってもらえると考えていましたので、そこの親和性が非常にあったと思うんです。今、ただ泊まるとか、ただおいしいものを食べに行くだけじゃなくて、その地域で何かを学ぶとか、特に今のSDGsもそうですけれども、多分、そういった人たちに向けての取組が非常に重要になってくると思います。おっしゃるとおりで修学旅行が元の状態に戻ったときにも、それ以外の、例えば学生もそうですし、あとは例えば教育旅行も、いろいろと聞いていると、例えば塾だって合宿に行っているとか。今まで我々のところでは塾の合宿を誘致したことはないです。やっぱりそういった何かしら団体の動きが出てきたら、ちゃんと何を学べるかとか、何ができるかっていうことを提供して周知していくことが必要になってくると思います。もちろんそこは地域の連携も含めて必要だと思います。

○河原崎委員
 先ほどのワーケーションのお話で、今、お客さんの取り合いが当然あると思いますが、一方で、恐らくパソコンを持って働くような人たちが主なターゲットでしょうから、そういう意味では、首都圏が近くにあることは強みなのかなと思います。県として、売り込みといいますか、誘致する上で、こういったことをやったほうがいいんじゃないかと感じていらっしゃることはありますか。

○利岡正基参考人
 例えば情報の集約というか、我々いろいろ何か事業をやるときにホームページを使ったりするんですけれども、アクセス数では自治体にはほぼほぼ勝てないんですね。要は、伊東市の情報を見ようとすると、伊東市の公式サイトがやっぱり一番アクセスが多いんです。県の情報も、ちょっと私、数は知らないですけれども、多分とりあえず何かを調べようとする人って、やっぱりそういった大きなところのサイトに行くので、例えば県のワーケーションの情報が集約されていて、伊東はどっちかというと後発なんですけれども、例えば熱海市とか下田市みたいな先進地、御殿場市もそうだと思いますが、三島市も物すごくいってますよね。例えば、そこが個々にやっているのを集約して、リンクを飛ばすといったらあれですけど、静岡県ってこれだけいろんな地域でいろんなことができますよっていう頭出しで見える仕組みがあると、そこから誘導しやすいのかなとすごく感じるところではあります。

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