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委員会会議録

質問文書

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平成29年10月社会資本・まちづくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 進吾 議員
質疑・質問日:10/06/2017
会派名:自民改革会議


○天野(進)委員
 静岡がこれから将来どうなるかというと、実は、年々しぼんでるんですよね。それに対して、私はどちらかといえばとんでもないことを考えて、もう長いこと提案をし続けてきてるんですけれども、しかしそれは、提案で終わってそのまま消えてしまってるんですけれども、やっぱり、本当にこの静岡をどうするのか、ここには静岡、清水の人間がたくさん議員としていますけれども、そのためには、方程式じゃなくて、もう度胸しかないと感ずるんだよね、私は。やらずして、今まで理論だけで、言葉だけで、例えば今言った路面電車も提案したよ。提案したが、ただ提案しただけで、何らそのために具体的な研究をされたわけじゃない。静岡鉄道を巻き添えにしたかといえば、巻き添えもしちゃいない。ただ、行政が勝手に遊んでいただけと思えるんですよ。そういう町から脱皮すること、それが今、一番必要なことじゃないかなと。
 そういう意味では、東燃のあの問題については、一歩住民のほうが勝ったかなと。それを本当に勝ったようにしてもらわないと困るんだけれども、珍しい動きでしたね。ぜひ私はそういう意味で、市民が自分たちの町を、もっと意識して動けるような、そんなものをつくってほしいなと思っております。それは私の感想です。

○川口良子氏
 きょうは言わずにいたんですけれども、清水港に対しては、高度経済成長期の土地利用の規制の内容がそのまま残っていて、その状況が、今回の問題になっているなと。さっき言ったように、コンサルタントをやっていたせいもあるんですが、政治的なこういう反対運動とか、そういうのは正直言って、一歩引いてました。年も年になってきたし、もうあんまりいいかと思って。
 今回に関しては、もう絶対おかしいと。まちづくりの行政がやっている、進めてきた方向性、清水のあるべき姿として示されてきたものとして、土地利用の規制上、ここは工業区で、ここなんですけどね、基本的に保安工区になるので、危険物を置くような場所になっている。だから、土地利用で所有者にしてみれば、そういう工業系とか、そういうものしか使えない土地利用になっている。
 それを、私も静岡市の都市計画とか総合計画の専門委員としてかかわらせていただいて気になったりして、遊休地の話が出たりしたとき、駅の近くにでかい遊休地があるじゃんって、気軽に話題に出したら、それはとても市としては触れられない場所だとか、民間の土地についての遊休地は言えない、市が持っている遊休地の話はできるとか、そういうことでうまく言い逃れられちゃって、真っ当にこれからの時代における土地利用の規制とはどうあるべきなのかということを、なかなか議論する土俵がつくれないできた。そういう中で、日の出がこのあたりですよね、これが駅ですよね、ここに河岸の市があったりして、ここに東燃があるんですよ。それこそ全総のときの計画で、この駅周辺の整備は、国鉄の清算事業団の土地を有効活用しながら、区画整理事業を組み合わせて、清水駅周辺の拠点整備を、延々20年か25年かけてやられてきた。にぎわいづくりで中心市街地だ、今度は港のにぎわいづくりだって、頑張ってやってきますっていった、駅を拠点にした拠点整備をしてきたすぐ目の前に、こんな土地利用が残っていたことを見ないふりしてきた。そういう反省を今回は感じたので、正直言うと、今回は割と動きました。
 自分なりの考え方を言って、無駄でもいいから言っておこうって持っていったら、今回は無駄にならなくて、とても今、うれしいとは思うんですけど、正直言うと、建たなくなったからいいじゃんというところでとまっているんです。私の目標は、ここの土地利用をこれからのまちづくりにおいて、それこそ企業と一緒になって関係を築いて、どうあるべきかを考えなきゃいけないんじゃないかと。それをしていかないと、この規制の緩和みたいなのはできないわけだから、対立を起こしてはいけない。道筋をきちっとつながないといけないと思うんですけど、やっぱり住民対企業ってバーサスやると、絶対こうなるんです。
 この運動をしているときに思っていたのが、仲立ちやれよって、思ったんですよ、市が。正直言うと、県も。なぜこういうことが起こるのかということを考えれば、まちづくりの方向性でこういうのをやってきた。町中に住みなさいって集めてきた。すぐ隣のこの土地利用をそのまま残してきた。その企業にしてみると、その土地利用を図りたくても工業系しかできない、それしかできないところにやっとできることが見つかったんだから、やろうとしているその気持ちもわかる。だけど、個人的にはやめてよという気持ちだったので、まちづくりの方向性と全然違うでしょうと。さっき言ったように、工業化とか産業立地がどんどん進んできたときの土地利用の状況が、そのまま今まで維持、持続してきていて、ましてや清水はクルーズ船とか観光とかでやっていこうって言ってるんだから、転換を図るべきじゃないかと。
 だから同じです。正直言うと、土地利用はリーダーシップだと思います。

○中澤(通)委員長
 地域的なことになりまして。
 官民連携による地域、事業者も住民もいい形になるにはどうしたらいいかというのも、これからのまちづくりの原点になってくるんじゃないかなと思います。
 ありがとうございました。ほかに。

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