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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月4日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:岡本 護 議員
質疑・質問日:11/04/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○岡本委員
 1点だけお伺いします。今回のこのコロナの関係で大幅に産業構造の変化があると思うんですね。いずれまた、経済は戻ってほしい、戻るだろうと思っていますが、同時に働き方についてもかなり変わってきていると思うんですね。例えば、私が知っている企業においては、現場の場合には出ていかなきゃいけませんが、間接業務の場合には自宅勤務が増えまして、そのときの対応として、例えば交通費はもう実際に出た日しか実費支給しないと。しかし、自宅で勤務するわけなので、自宅勤務手当というのを払っているんですよ。交通費は実費なんだけども、1カ月単位で払わずに日数で払う。だけれども、今度はその日数分だけはどうしても自宅でお金がかかりますので、会社にいれば会社の食堂で御飯を安く食べられますが、家にいればそうばっかりならないので、自宅勤務手当を払うという。こういうのはどんどん変わってきているし、必ずしも景気が回復したとしても、以前のような人手不足にはなりにくいんじゃないかという心配もある意味ではしている。ここに書かれたように、言ってみれば人材がもっと必要になってくることもあるでしょうけれども、この辺はどんなふうに見ておられるか、もし所見がありましたらお伺いしたいと思います。

○山田慎也参考人
 コロナで働き方が変わった。例えば、テレワークが増えた、それから残業時間が減ったとか、そういった働き方の変化は間違いなくございますよね。特に在宅勤務が増えたのは、これは意外とできるじゃないかと、各企業さん、従業員さんをもって、これは定着するだろうと思います。
 ただ、一方でいろんな企業さんと意見交換すると、例えばリモート会議は日に日に増えたんだけれども、やっぱりどうもしっくりこないと。なかなか十分な意思疎通ができないまま意思決定するような感じになってしまうという意見もまた一方であって、特に在宅勤務がどのぐらい定着するのか。また地域によって違う、業種によって違うこともあると思うんですけれども、どうも県内の企業さんと意見交換していると、1回はやったけれどもまた戻っちゃったとか、そういった意見のほうが意外と多くて、つまり今日のお話と矛盾しちゃうかもしれないですけれども、そこら辺はあれもやってみる、これもやってみて、それでどうなるかという調整があるかなと思います。
 ただ、これもやっぱり世代で、若い人はそういった対応に非常に積極的でありますし、かつ最近、各企業さんに聞くと、以前よりは転職される若い人も増えているという状況からすると、ある程度そういったテレワークだけじゃなく、働き方全般に対して、例えば副業兼業の問題もそうです。そういったところも含めて働き方全体に対して非常に柔軟な対応をしないと、なかなか若い人が定着しないことも一方であると思いますので、そこら辺は企業さんがこれから今、試行錯誤していく段階かなと。でも、やっぱり新しく生まれたテレワークとか、新しい働き方は、ある一定程度は定着していくかなと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp