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委員会会議録

委員会補足文書

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平成29年7月3日社会資本・まちづくり特別委員会
協議の開始、調査の方向性の協議、開催日程及び内容の協議、県外視察の協議、協議の終了 【 協議 】 発言日: 07/03/2017 会派名:


○中澤(通)委員長
 それでは、これより協議に入ります。
 本日は、前回の委員会でお伝えいたしましたとおり、当特別委員会の調査の方向性、ポイントなどについて、委員の皆さんの御意見をいただき、集約していきたいと考えております。
 お手元に、第1回委員会でお配りいたしました資料1、社会資本・まちづくり特別委員会の運営についてを配付してありますので、ごらんください。
 当委員会に付託された調査事項は、安全で安心な生活のための社会資本整備と今後のまちづくりに関する事項であります。具体的には、3の(2)の調査の観点にあるように、防災型土地利用規制やコンパクトシティーなど、人口減少社会を見据えた今後のまちづくりのあり方、地震・津波、水害、土砂災害対策などの防災減災機能の強化、交通ネットワークの拡充、県有施設等の長寿命化など、効果的、効率的な社会資本整備を調査していきたいと考えております。
 原則として、来年の2月定例会までに委員会としての提言を盛り込んだ報告書を作成することになっておりますので、本日、皆様の御意見を伺いながら、この調査範囲でよいか決めていただきたいと思います。
 また、調査方法ですが、4の調査スケジュールにありますとおり、第3回では執行部への説明を求めます。9月の県外視察をはさみまして、第4回及び第5回では有識者などの意見をお伺いしたいと考えております。
 それでは、調査のポイントや調査範囲、また調査方法など、委員の皆様方から御意見をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 調査の内容についてはこれでいいんですかね。方向性は先ほどの形でよろしいですか。何か御意見があればいただいてと思っていますけれども。

○鈴木(智)委員
 方向性はこれでいいと思うんですが、ぜひお呼びしていただきたい方がいらっしゃいまして、私、12月の一般質問で、この防災型土地利用規制について質問させていただいたんですが、その際、私も実は1回お会いしているんですけれども、現在、内閣官房国土強靭化推進室の参事官で吉田恭さんという方がいらっしゃるんです。

○中澤(通)委員長
 有識者の話ね。

○鈴木(智)委員
 はい。ぜひ、この方を。私が見る限りでは、防災型土地利用規制について、かなり見識のある方だと思いますので、ぜひ、お時間が合えばお呼びして、調査させていただければなと。

○中澤(通)委員長
 参考人の人選ですよね。そこまで入っちゃっていいか。それでは、内閣府の。

○鈴木(智)委員
 現在は国土強靭化推進室参事官で吉田恭さん。当然これは、防災機能の両方について聞けるかなと思いますので。

○中澤(通)委員長
 それでは、事務方へ連絡方法等お伝えください。
 ほかにどうでしょう。
 お呼びする参考人の方の人選にも入っておりますけれども、それらも含めてお願いしたいと思います。
 調査の観点については、先ほど述べましたような形でよろしいですか。防災型土地利用規制やコンパクトシティーなどという説明をさせていただきましたけれども。
 いいですか。
 それでは、そういうことで、観点についても御理解を賜りたいと思っています。
 実際に、ちょっと範囲が広いのでね。ですから、もっとここに絞ったらという意見があったほうが、楽かもしれない。

○天野(進)委員
 あえて言うなら、防災を入れたらやたら広くなっちゃうんだよ。防災という観点じゃなくて、今、静岡が当面する問題というのは、別の方向だと思うんだよね。防災ばっかりやってりゃ、ずっと田舎にいればいいんだよ。それで我慢すれば。じゃなくて、浜松だって静岡だって、ある壁に当たってるんですよ、今、都市として。その壁を越えていきたいという思いが、各自治体にはあると思うんだよな。そういう点で、防災を中に入れちゃうと、やたらそこに固執しちゃうんだよ。そんなふうに思うよね。

○中澤(通)委員長
 自由討議でむしろやっていただいたほうがいいと思いますので。
 今、天野委員が言われたように、防災を主体とすると、ある程度、規制だけが先行してしまう。逆に言うと、その後段にあるように、人口減少社会ということでコンパクトシティーを持ってきたほうがいいのかな。その中で、防災も考慮していくという、その観点のほうが楽かなと思いますね。進み方がうまくいくかなと思うんだよね。

○三ッ谷委員
 都会のど真ん中に住んでると、まあまあそういう意見が多くなってくるんじゃないかと思います。当たり前のことだけどね。
 でも、海岸域に住んでると、人口減少社会の中の少子高齢化とはいうものの、やっぱり海岸域が、もう根っから学者の先生方が危険を売り込んじゃってるから、危ないと思っちゃうから。

○天野(進)委員
 そうなんだよ。あれはね、大変なことだよ。あれね、津波、津波ってどこで津波が起きてるんだよ。三陸海岸だけ。駿河湾なんか、地震が起きて津波がきたことありもしない。

○三ッ谷委員
 なかなかね。だから、天野委員が言うのはよくわかるけれども、余りにどっちかに偏っちゃってもまずいし、そうかといって、海岸域に住む我々としては、安全安心なまちづくりをするには、この前の知事選でも盛んに、川勝平太さんが防災に力を入れていないような議論ばっかりされてたけど、やっぱりそういう点を考えると、海岸域の防災も必要かなと。
 そうかといって、天野委員がおっしゃるような、そこへばっかりいっちゃうと、何か危機管理のための特別委員会をつくったようなもので。

○中澤(通)委員長
 現実、地震・津波を無視するわけじゃないけれども、そこは付随的にあるということで。むしろ私が先ほど言ったように、人口減少の中でどうしていくか。やみくもにと言っちゃいけないけれども、今まで、お金をある程度無理して工面して、人が住んでいればそこへインフラ整備をせざるを得ないような形になってたけど、そうじゃなくて、集中的に効率よくある程度していくことが必要なのかなと。無視するわけじゃないけどね。そんな中で話を進めていったほうがいいのかなと思ってはいますけどね。
 ほかにどうでしょう。自由で構いませんので。江間委員、どう。

○江間委員
 今、天野委員と三ッ谷委員のお話を、私も磐田なので、すごく対照的に聞いていましたが、コンパクトシティーで人が住む場所が沿岸部から離れたほうがいいのか、それとも沿岸部を守るのかという、この2つの議論をするのかなという、ちょっとそんなイメージが今、ありましたね。50年後、100年後の町が沿岸部からなくなってしまうのかなという。そこの真偽というのをちょっと考えたいなという感じが、今聞いてて、率直に。この委員会にとってはどういうことかというのは、まだわかりませんが。

○中澤(通)委員長
 なかなかね。大昔で言えば、生活の糧で海の産物をとるために、海には人がいたんですよね。川にも人がいてね。山は山で、そんなような生活。そういう食べる糧を得るために人が動いていたんだけれども、今は物流の世の中ですから、いろんな住みやすいところへ人が動くというのは、時代の背景でわかるんですけどね。

○大石(裕)委員
 確かに、私らのところの海岸線にいると、高台移転を行政なんかもやっていこう、特区をつくって、県の特区でやろうとしてたりするわけですよ。お金がある人たちには、そっちに移転したいと思っている人もいますし。
ただ、そうすると今度は海岸線沿いがもうがらがらになっていってしまって、じゃあこの海岸線をどうするのかと。行政としては、今度はそこに企業とか工場、働く場をそっちへと言ってるんですけど、でも企業だってなかなか来ないわけですよ。
そうすると、じゃあ将来の人口減少社会のあり方としての海岸線の存在のあり方というんですかね。それ自体も非常に、行政自体が困っているというか、土地だけはどんどん値段が、今はもうとまっていますけれども、下がってきていて。現実に私のところで言うと、牧之原市なんかはすごい人口が減っていますから、そういった中で、どういったまちづくり、社会資本整備を続けていけるのかというのが、非常に大きい課題になっていることは事実なんですよね。
何かちょっとまとまらないですけれども、そういった事情もあるというか、現実があるというか。

○中澤(通)委員長
 深澤さん、どうですか。

○深澤委員
 建設委員会と危機管理の委員会と、特別委員会というのは、やっぱり設置の趣旨がそもそも違うと思うので、そこはちょっと。
要はさっき天野委員がおっしゃったように、防災の観点でというと、危機管理とか建設委員会にかかわってくるでしょうし、長寿命化といった観点だけで言うと、やっぱりそういったほかの委員会にかかってくるので、今、天野委員や大石委員がおっしゃられたように、インフラと人口減少、あるいはインフラと企業誘致、企業立地とかという、そういうそもそも横串になるような立場でのポイントを絞った観点のほうが、この委員会の意味があるのかなと思いますので、今出たようなことで調査したほうがいいんじゃないかと思います。

○中澤(通)委員長
 方向とすればそういう形なんだよね。

○植田委員
 今、深澤委員が言ったとおりですよね。私はたまたま建設委員会にいますけど、建設委員会と同じようなことをやったってしょうがないし。そうじゃないことをね。

○中澤(通)委員長
 人口減少と、あわせてインフラ整備をどうするかなんだよ。
 特別委員会ですから、予算づけでどうするじゃないし、あるべき姿を求めていくという中でそれぞれ部局横断型の提案型でまとめ上げれば一番いいのかなと思っていますけどね。

○渡瀬委員
 大石委員が言ったように、金融機関の考え方なんかもね。土地の、僕のところなんかもそうですけど、やっぱり下げどまりのままで、例えば整備したところ、防潮堤とか浜松なんか、もううんと進んでるんですけどね。そういうところはもう大丈夫だという観点を、金融機関は多分持っていないと思うんですよね。そこら辺も、聞けるか聞けないかは別として、そんな観点も特別委員会なら聞いてみたいなという気持ちがあるんですけどね。

○中澤(通)委員長
 経済研究所かね。そういうところが何か答えられるかね。

○三ッ谷委員
 だから、人口減少とか、あるいはまちづくりとかいうのはやっぱり有識者の意見を聞く中で勉強すればいいと思う、我々は。
 それから、視察は、やっぱり見なきゃわからんところを見るべきだと思うんです。だから、有識者の意見を聞きながら我々が自分で考えてこれからの県議会の中で反映していくことは、現場で見なくてもここでできるわけです。視察は、逆に、静岡県にはないものを見せてもらって、それを逆に、建設委員会でもどこでも生かしてもらうというようにしないと。両方を同じところでやるというのは、それは無理ですから。

○中澤(通)委員長
 参考人で呼べるような人のピックアップというのは、先ほど言った吉田さんとか、今の金融問題からすると、銀行の経済研究所みたいなところの人とかである程度やれるかな。

○植田委員
 人口減少なんて、学長か。第一人者。例えばね。ああいう人とかね。

○中澤(通)委員長
 静岡県立大学の学長ね。

○三ッ谷委員
 バンクなら銀行協会に言えば派遣してくれるよ。銀行協会で土地貸借をどう考えてくれてるのかを伺いたいと言えば。今言ったみたいに安どまりは企業にとってはマイナスだから。担保に追加担保、追加担保だから。

○中澤(通)委員長
 それはそうだね。どこまでどういう話をしてもらうかだね。
 ほかにどうですか。
 ほかに、こういう参考人の話として聞けるような人も、あとどこかある。

○三ッ谷委員
 静岡県の中で、首長でそういうのを特別突出してやってるところってあるのかな。

○中澤(通)委員長
 今言った3人、例えば今出たのは、静岡県立大学の学長は人口統計学なんかはプロなんだけれども、この人とか、危機管理と合わせて強靭化対策は、先ほどの国土交通省の方と、それから、金融面からの社会資本の評価とかそういうものについて、これで一応3人ぐらい上がってるじゃんね。分野がそれぞれ違うから。こういう人なら構わないかな。どう。

○三ッ谷委員
 あるいは、さっき言ったのは、信用保証協会でもいいよ。県から出てってる仲間だから、呼んで、担当の意見を聞いたっていいさ。

○中澤(通)委員長
 そこら辺はまた調整をさせていただいて。
 いいですかね、そういう形で。何度もの話になっちゃったけど、参考人については、そういう人にお話を聞くということにしていただいて、調べ方はおおむね皆さん方に御理解いただいたように、地震に特化じゃないけれども、それは無視できないけれども、人口減少の中でのまちづくりと社会資本投資のあり方という、そんな形をベースに進めていくということで、御理解いただけますか。よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではそういうところで、この委員会はスタートさせていただくということに決めさせていただきたいと思います。
 また、必ずしもこれが100%コンクリートではありませんので、皆さん方に御意見が何かありましたら、私どものほうに伝えていただいて、しかるべく判断をしていきたいと思っています。
 それでは、これをもとに今後とも進めていきますけれども、具体的なことにつきましては、正副委員長に御一任をいただくということにさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきたいと思います。
 
次に、委員会の開催日程と内容についてであります。
 次回の第3回委員会につきましては、7月27日、木曜日の午前10時30分に開会し、調査事項に関する関係部局からの説明と質疑応答を実施することが前回決定しております。
 当日の関係部局の説明員については、お手元に配布しております資料2の説明員案としたいと考えておりますが、いかがでしょうか。御意見をいただきたいと思います。よろしいですか。

○天野(進)委員
 この10人全部聞くの。

○中澤(通)委員長
 10人来ていただいて。主な説明は何人かで、その後、質疑応答ということになればいいのかな。説明は、名前は出ていますけれども、二、三人になると思います。それで、その後、御質問をいろいろしていただくということで議事は進行していきますけれども、よろしいですか。
説明員案ですから、まだこれに何かいただいたほうがいいよということであれば、考えますけれども。
 人口減少というと、この中にないんだよな。企画とか何かかね。

○三ッ谷委員
 人口減少を捉えることは今回やらないんだから。人口減社会を見据えた社会資本をどうするかという話だから。

○中澤(通)委員長
 いいのか。

○三ッ谷委員
 少子化が云々とか、少子高齢化社会をどうするかとか、そういった内容を考えるわけじゃないんだから。

○中澤(通)委員長
 それでは、このメンバーでよろしいですね。いいですか。

○三ッ谷委員
 あれば、委員長が呼んでくれれば。もし何かあって、このメンバー以外にも県庁の中で必要なら、委員会開催中にいつでも呼べるんじゃないか。それでお願いしたいなと思います。

○中澤(通)委員長
 それでは、その点も参考にさせていただいて、進めさせていただきます。
 説明員については、この10人でとりあえずスタートをしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
 
また、第4回以降の具体的な調査内容でございますが、このことにつきましては、次回の委員会でお諮りすることとさせていただきたいと考えております。よろしいですね。
(「異議なし」と言う者あり)
 それではそのようにさせていただきます。
 
それでは、視察先のことにつきまして、皆さん方に配付をさせていただいている資料がございます。
 県外視察の件でありますが、日程につきましては9月13日から15日ということで決定をしております。皆さん、御出席ということで、よろしいですね。日程調整させていただきましたので、この点で御理解ください。
 それでは、当委員会の調査事項を念頭に置き、資料3のとおり、A、B、C案で皆さん方に御提示をさせていただきますが、この中でお決めをいただきたいと思っております。

○植田委員
 お薦め順ですか、順番は。

○中澤(通)委員長
 思いつくままでもないけれども、東北の案があったんですが、ちょうど向こうの議会とバッティングしていましたので、東北案はカットさせていただいて、北関東案が新たに差しかえということになっております。北関東案と、あとBとCということで。日程的なこともありますが、お決めいただく形をとっていただければと思うのですが。
 この中で、私は個人的には、北関東の首都圏外郭放水路、最近では、外国人の観光名所にもなっているようなところなんですが、地下宮殿なんですよ。大規模の一時的な、調整池になるのかな。それが大分前、もう10年近く前にできたんですかね。渇水期なら十分見られるということで、ふだんは余り見られないということなんですが、これは見ておく価値があるのかなと思っています。
 特別御意見がなければ、ここにしたいと思っていますが、よろしいでしょうか。
 どうですか。いいですか。

○植田委員
 委員長、行きたいんでしょう、ここへ。

○中澤(通)委員長
 それじゃ、強引に決めさせていただくということで。
 建設委員会はまた違うところへ決めてください。
 それでは、視察先はA案ということで、北関東案を採用させていただきます。
 そういうことで、御理解をいただいたということに決めさせていただきます。
 なお、先方の都合がつかない場合もありますので、最終的な視察先の決定は、正副委員長に御一任をいただくということでさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。

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