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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年1月アフターコロナ生活環境づくり特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 01/27/2022 会派名:


○曳田委員長
 これより、調査報告書の作成に向けた委員間討議を行います。
 前回までの委員会において、各委員の皆様や参考人から頂いた御意見を踏まえ、正副委員長で取りまとめた報告書案を事前に送付させていただきました。
 本日は、まず、私から報告書案の内容を説明し、その後、委員の皆様から御意見を頂き、最終の調査報告書を取りまとめていきたいと思います。
 それでは、資料1を御覧ください。
 まず、1ページに調査の概要、委員会の運営方針、そして調査の観点が記載してあります。
 2ページから10ページは、第3回委員会で調査しました関係部局の取組状況が記載してあります。
 11ページから22ページは、第4回及び第5回の委員会で行いました参考人からの意見聴取の概要が記載してあります。
 そして、これらの調査結果、委員間討議の結果を踏まえた当委員会としての提言は、23ページからの記載となります。
 提言書は大きく8つの項目で構成されています。
 まず、提言1として、新たな価値観への対応、次に提言2として、新型感染症への対策、次に提言3として、コロナ後遺症への対策、次に提言4として、経済活動の再生に向けた対策、次に提言5として、社会的孤立対策、次に提言6として、多彩なライフスタイルの支援、次に提言7として、無形文化財の継承への支援、最後に提言8として、教育現場における対策。資料編として、29ページに別表1、委員会の活動状況、30ページに別表2、委員名簿を添付してあります。
 なお、23ページからの提言部分につきましては、資料2として報告書から抜粋いたしましたので、そちらも御利用ください。
 それでは、まず、報告書案の提言部分につきまして、御意見などがありましたら、御発言願います。
 
○大石(健)委員
 最初の提言2の医療機関の連携強化のところのコロナの再拡大や新たな感染症が発生した時という書き出しなんですが、オミクロン株という特殊なものが急に出てきて、今、年末の話合いのときと全然状況が変わっちゃっているものですから、コロナの再拡大とあっさり書くのではなくて、新たな変異株というのもちょっと入れておかないと。コロナと一くくりにするには、ちょっと違う状況になっちゃっているんで、コロナの再拡大や新たな変異株、また別の感染症と、3つに分けたほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか。

○曳田委員長
 コロナの再拡大、新たな変異株。オミクロン株ってつけますか。

○大石(健)委員
 コロナの再拡大は、コロナって一くくりで言えない状況になってしまったので、オミクロンの場合は全く別の感染症と捉えられる感じもするものですから、新たな感染症のほうに位置づけるのかもしれないんですけれども、やっぱり変異していくのがコロナの特徴なので、簡単に再拡大って言わないで、新たな変異株の登場などコロナの再拡大とするか。表現はお任せしますけれども、単に同じようなことが起こっているというだけじゃないので、そういう表現にしたほうがいいんじゃないかなと思いました。

○曳田委員長
 はい、御意見として伺っておきます。
 ほかには何かありますか。
 今の7番委員の御発言ですけれども、例えば新たな変異株の出現による再拡大。その次に新たなという言葉が出ているものですから、例えばここが、最近報道でも言われているように、第7波があるかどうか分からないけれども、やはりそういう文言も必要でしょうか。どうですか。

○大石(健)委員
 この表現に基づいて言っただけで、書き方を考えれば、変異することが特色であるコロナの再拡大とか、そういう書き方のほうがいいかなと思います。

○曳田委員長
 とりあえずそれはこちらで、また後ほど検討させていただきます。
 ほかにはありますでしょうか。

○杉山(盛)委員
 提言8で、教育現場の対策なんですが、これはもう承知のとおり、今のオミクロン株が、どちらかというと、もう幼稚園、小学校等。教育現場の中の差別だとか、ICTだとか、オンライン授業だとかというのは、困窮世帯も含めてですけれども、もう少し上の世代です。何か1つ、例えば、接種をしない子供たちへの対応みたいな文言を入れたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

○曳田委員長
 それは括弧じゃなくて、その文章の中にということでしょうか。

○杉山(盛)委員
 そうですね。
 例えば、この4番の困窮世帯の学生等への支援のその下に、5番として、今一番問題になっているのが、子供たちに対する接種の問題。これがすごく実は賛否があるんですよ。たまたまですけれども、うちにも5歳、6歳の孫がいるんですが、親としてはあまり打ちたくないっていう声が聞こえてくるんで、何て書いたらいいのかちょっと分かりませんが、例えば5番として、いわゆる幼児期の年齢層に対する対応をどのようにするかも課題であるというような、一言だけでも入れといたほうがいいような気がするんですよね。

○鳥澤委員
 この提言書をまとめる着地点が、なかなか今、具体的に動いている状況なので、難しいのかもしれませんけれども、2番委員がおっしゃるように、提言書の中には、やっぱり使命として、県民に対する最新の提言でありますので、未就学児も含めて、コロナのワクチンに対する問題が大きく浮上してきてますので。

○杉山(盛)委員
 何か一言でも入れておいたほうがいいような気がするんですよね。

○曳田委員長
 そうですね。ただ難しいのは、さっきの話になりますけれども、やっぱり予防という観点では、今後のこととすれば、今の御意見はなるほどなと思います。

○杉山(盛)委員
 あまり関係ないけれども、テニスの選手が、オーストラリアで国で決めたワクチン接種をしないで、入れなかった。結局大会に出られなかったので世界的にすごく波紋を広げたんですが、国で決めたことに対して、外国人が守らなければ入れないのは当たり前の話なんですよ。テニスの選手だろうが、何だろうがね。ただ、幼児に対する接種の問題って、非常に繊細な部分があって、まかり間違って何かあった場合に取り返しがつかなくなっちゃうんで、非常に親も不安がっているんじゃないかなと思うんです。
 それとあと一番の問題は、症状が出てないんですよ。普通、コロナって肺炎じゃないですか。だけど、肺まで届いていないコロナっていうのを本当にコロナと一くくりにしていいのかどうかという問題も含めてね。幼児期に対する対応も、県に対して何か提言してみたほうがいいんじゃないかなと思うので、ぜひ検討してください。

○曳田委員長
 私も孫が3人いるんですけれども、小学校の隣のクラスで出たんです。でも学級閉鎖じゃなくて、周辺にいた10人ぐらいは登校しちゃ駄目で、あとは結構普通にやっているんです。
 もう1つは、保育園に行っているんだけれども、やっぱり隣接している幼稚園で発生する。保育園は全くそんなことがなかったかのように運営しているわけです。ですから本当に、今のこの問題は、非常に大事な意見だと思います。
 現実を踏まえて、皆さん方、そういう御意見があるものですから、それを加味して、もう一度、正副委員長で検討したいと思います。
 ほかにはいかがでしょうか。

○西原委員
 提言8の教育現場における対策で、コロナ禍を経験した中で、基本的にこの後、オンラインの授業までで1人も取り残さない形で取り組むべきであるということですけれども、ちょっと自分が今、迷っているのは、このコロナのときとコロナ禍との区別が、自分の中には少しないんです。例えば教育現場というと、保育であったり幼児教育の部分においても、今回はかなりそこでの発生が拡大して、子供を預けていた親が働けなくなったとか、そういった影響がすごく大きかったことを考えますと、教育現場でも義務教育だけに目を向けるんではなくて、もう少し保育、また幼稚園といったところへのアフターコロナにかかる対策が打ち出せないかなと思ったので、その点をもう少しつけ加えていただけたらいいのかなと思いました。

○曳田委員長
 今のは、まさにそうだと思うんだよ。6番委員の意見に対して何かあれば。

○大石(健)委員
 先ほども言いましたけれども、1回収まりかけて、アフターコロナという感じになった後にこうなってしまったんで、すごく我々全員が戸惑っているし、ここでまとめちゃって、このままで大丈夫かなという意識が、今、6番委員もあると思います。この提言はアフターコロナだから終わった後のことですよというのはいいんだけれども、やはり見ている人、取材されている方、多くの方々は、今アフターコロナの対策を発表するのか、提言するのかと思われる方が多いと思うので、文章の中に今の状況、またオミクロン株が、というのを少し入れておかないと。

○曳田委員長
 それは冒頭の話だよね。

○大石(健)委員
 そうです。全てなんですけれども、この提言を出すに当たって、前提条件を少し説明しておかないと、今これを出して何をするのって、県議会って何って思われかねないと思うので、少しこの文章の先のところに、この委員会を締めたときの状況と、今、こう変わってきたという状況説明を出した上で、議会で提言するときにお読みいただいたほうがいいかなと思います。
 というのも、22日の土曜日の静岡新聞の特別評論で、論説委員長が県議会の特別委員会がそういうのを研究していて、去年の委員会の提言がすばらしいと。今、県議会の存在感が希薄だけれども、去年の委員会の提言が現在の状況を先取りする対策が含まれていて、示唆に富んでいてすばらしかったと。それが今、アフターコロナの特別委員会で引き継がれているみたいな論調が載ってるんですけれども、そう見ている人がいる。マスコミの方々は県議会に対して、県や知事と違うことをしっかり考えているんだよと期待されていると思うので、全部終わっちゃったことを前提にしてという前置きはあるんですけれども、その県議会がこういうのを出したときに、その説明がなかったら、今こんなになっているときに、この話を出しておかしいだろうと言われちゃうと、プラスよりマイナスのほうが多いと思うので、そこをちょっと書き込むべきだと思います。どういう形かはお任せします。

○曳田委員長
 今の7番委員の御意見に対して、皆さん方のお気持ちがあれば。

○岡本委員
 今ここで言うのがいいかどうか、進め方について意見を言おうと思ったんだが、7番委員からそんな話が出ましたのでね。要は、委員会の名前は固有名詞なんで、それはそれとしてもですね、この委員会をさらにこれからどうするかは、やっぱり大きな課題だと思うんですね。今言ったように、とりあえずの提言はするけれども、じゃあこれで全部終われるかというと、まだまだ収束の見通しもついていないことだし、とてもアフターにはならないわけなんで、ここで議論して決められることじゃないかもしれませんが、これからの当委員会の進め方、持ち方について、提言するなり、それも含めて、やはり方向をどこかで議論してもらったほうがいいなと思いますので、御検討いただきたいと思います。

○曳田委員長
 提言8まであるんだよね。今まであまりこんな数なかったわけですもんね。

○西原委員
 多分、私たちみんな迷っているのは、委員会の名前にアフターコロナとタイトルづけしたことによって、それで一応議論を進めてきたけれども、今のところ、まだコロナが収束しない中で、どの提言を読んでも、現状でも当てはまることだと思うんですね。このコロナを経験した上で、こういったことをやっていかなきゃいけないということはあるので、決してこれはアフターコロナに限らず、現状でも提言できることだと思うので、そういった意味で、委員会名と違うけれども、現状の中でも提言できることがたくさんあると思っています。今、7番委員がおっしゃったように、委員会名にこだわらず、第6波を迎えた後に、今でも対応できる提言がたくさんあるので、一旦この段階で提言する形をとったらいかがでしょうか。
 提言7で無形文化財の継承への支援ってあるんですけれども、もうかなり無形文化財とかいろんなイベント、お祭りが開催できなくなったりして、衰退化、弱体化してしまっている。そうすると、コロナの今でも、もう手を加えていかなきゃいけない状況にあるんじゃないかなと。コロナが終わるのを待ってからではもう間に合わないんじゃないかなというのを、この2年間で経験しているので、今の段階で提言することは必要かなと、私は思います。

○曳田委員長
 今の7番委員、6番委員、それから10番委員の話をお聞きしますと、例えば二通りあるような気がするんですよね。
 冒頭の提言1のところに、例えば前文で、現在こういう状況だけれども、我々とすれば先を見据えてということを、文言は別に考えますけれども、書き入れるか。それとも、提言9として、例えば今後、引き続きコロナについて、アフターコロナのことについては、議会としても何らかの形でコミットしていくことが必要だろうという形にするか。大体今、皆さん方の御意見を聞くと、そんな雰囲気を感じるんですよ。
 だから、これ以上提言を増やさないか、それとも提言を1つ増やしてやるか。例えばそういう具体的なことについて、皆さん、御意見があれば。
 そうすると、例えば提言8にすれば、今までの皆さんの御意見を全部そこで集約しちゃって、委員会の性格上、やはりここまでの提言をさせていただいたけれども、さっきの話じゃないですけれども、今後引き続き議会としてコミットしていくことが必要であるということを入れますか。どうでしょう。

○岡本委員
 さっきの意見と変わりませんけれども、僕は今言ったように、引き続いてこの委員会で議論してほしいと思います。
今言ったように、継続してほしいけれども、例えば提言の9番目に、この委員会を続けてくれっていう話は、当局に出す内容じゃないという気がするんですよね。だから、もう1つは違う言い方なり何なりで続けていかないと。

○曳田委員長
 提言は、形式的には議長に渡しますけれども、実際には執行部にお願いするということですね。

○岡本委員
 そのときに、この委員会を続けてくれっていう話はちょっと違うと思うので、書き方を工夫したほうがいいと思います。

○伊藤委員
 今、皆様の意見を聞きながら、ちょっと自分の考えを話させていただきます。
 この委員会なんですが、10番委員がおっしゃいましたけれども、もう委員会の継続の必要性はないと思います。この委員会はもう10カ月近く、昨年の5月からやってきまして、コロナというのは本当に状況が変わりますので、一応一旦提言を提出する。その後に、やはりそれぞれの思いで、一般質問とかで、皆さんがお考えを述べると思いますので、本当に上手にまとめてくださいましたので、私はこれでいいのではないかなと思います。皆さんお考えがそれぞれにあると思いますが。

○曳田委員長
 先ほどの一番最初の7番委員の発言の中で、現状を多少入れたほうが、提言1の冒頭で、例えば現在、新たな変異株の出現で感染が拡大しているけれども、という文言にして続けていくと、何かこう落ち着くかなという気もするんですけれども、どうでしょうか。

○盛月委員
 今、委員長がおっしゃったように、本当に刻一刻と状況が変化するので、ここまでいろんな意見をまとめてきた提言については、しっかり提出する必要があるので、提言1の中に、今の状況をしっかりとうまく組み込んでいくようにすれば、この提言はこれで。

○鳥澤委員
 提言書ですので、議会形式上、前文のように、例えば総括するようなものは入れることがなかなか難しいので、第1の提言の中に、総括的な意味合いも含めて入れることもあります。条例だったら、前文があって本文があって、第1項、第2項とかってなるんですけれども、この提言書の形でいくと、前文の総括的な概略に引っかけることができないので、さっき言ったような形で、2番委員や皆さんからのそれぞれの集約した意見を入れていく。

○曳田委員長
 分かりました。
 そうしたら、大体意見も出尽くしているようですので、例えば、現状を入れるところを提言1にするのか、新たに設けるのか、最終的にどうですか。

○飯田委員
 さっき7番委員が言われたとおり、アフターコロナという状況にないのが非常に難しいところだとは思うんですけれども、この特別委員会の持ち方としては、一応の切りはやっぱりしなければいけないですけれども、次につなげるような文言は残してもいいのかなと。次もまだ議会として検討し続ける姿勢を盛り込んでいただけたら、あとは委員長、副委員長にお任せしたいと思います。

○西原委員
 5番委員と同じで委員長、副委員長に一任いたします。
 ただ、多分、特別委員会の設置期間って1年だと思うんですね。アフターコロナと言いながら、なかなかアフターコロナにならず、新たな次年度に向けて、また各会派から特別委員会の提案があると思いますので、そこにお任せしたいと思います。

○曳田委員長
 それでは、正副委員長でお預かりさせていただきます。
 ほかに全体的に御意見などありましたら、御発言願います。

○西原委員
 15ページに矢野先生がお越しいただいたときのいろんな要点が書かれているんですけれども、今後の展望のところに、第6波に対して、感染者はかなり少ない、限定的で年齢層は物すごく若い。ちょっと先生の考えてたことと状況が違うなと思うので、一部削除されて出したほうがいいのかなと。つけ加えることはできないけれども、消すことはできると思うので、この辺の今と違う状況になっているところは外したほうが。

○曳田委員長
 今の6番委員の内容については、そうさせていただきます。
 ほかにはありませんか。
(「なし」と言う者あり)
 それではいいですか。
 御意見も出尽くしたようですので、この辺で委員間討議を終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは本日、各委員から頂いた御意見や御指摘いただきました内容を参考に、報告書の修正をいたしますが、最終的な取りまとめは正副委員長に御一任いただくことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 正副委員長で取りまとめた報告書につきましては、2月上旬に皆様にお届けした後、当委員会の報告書として、2月定例会開会日に議長に提出する予定であります。
 また、2月定例会で調査報告書を議場配付の上、私から報告する予定ですので、御了承願います。

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