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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月25日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 健司 議員
質疑・質問日:11/25/2021
会派名:無所属


○大石(健)委員
 本日はどうもありがとうございます。とても興味深く拝聴させていただいたんですけれども、最初に出てきた7ページの伊豆高原観光オフィス概要のところで、一番上にペットって出ていたので、すごく斬新、目のつけどころがいいなって思ったんです。私も犬を2匹飼っていまして、泊まりに一緒に行けたらいいなと思ってるほうでして、私のところは牧之原市なんですが、ペットが泊まれるホテルやペンションをやっていると、都会から物すごく人が来て、こんなホテルにっていう感じで、すごくうまく機能しているのを目の当たりにしています。先ほど、ここの5点について御説明がさらりとあったんですが、ペットを三角形の一番上に置いているのにもかかわらず、説明が、宿が多い、観光施設、犬が多数とのことでした。例えばドッグランがあるだとか、犬を使った何かイベントなりお祭りを考えているとか、犬を連れた家族連れに来てもらいたいっていうことで、犬がいっぱい集まればふんの問題であったり、犬同士が逃げちゃったり、けんかしたりとか、様々な問題もあるんですけれども、住民も含めた地域全体のコンセンサスはちゃんと得ているんでしょうか。教えてください。

○利岡正基参考人
 そうですね。完全なるコンセンサスという意味でいうと、まだまだ途上ではあります。例えば、我々が去年からやっていることとしては、やはり観光客でペットユーザーがとにかく来てくれて、来るっていうことは、今おっしゃっていただいたとおりで、地域の方の受入れ側もやはりそういったものに慣れていかなきゃいけないし、地域に住んでいる方も、今、ワンちゃんを飼っている方が非常に多いので、ワンちゃんのしつけだとか、マナーだとか、去年は首都圏から獣医師さんで全国的に活動されている方とお付き合いをさせていただいて、そういった方に講演に来ていただいて、去年は観光事業者の方、特にワンちゃんの事業者の方に集まっていただいて知識を得てもらう。本当に住民に広げていきたい話は、今、させていただいています。
 スタートとしては、ワンちゃんの情報の整理から始まったんです。例えば、利用者の方が、小型犬は割と行ける場所が多いんですけれども、やはり大型犬になると利用できる場所ってすごく限られちゃうので、例えば大型犬を飼っている人が大型犬で検索をすれば、どの施設が利用できるのかという情報も提供するところからスタートしまして、大分情報としては整ってきた。さっきの200以上の施設と連携が大分できてきて、ようやく2年ぐらいです。今後はどっちかというとプロモーションで、どうPRしていくか。例えば1つは、静岡市でも来年の3月にペット博がありますけれども、それぐらいやっぱりペットの事業って、静岡市で3日間やるようなイベントです。横浜市とかでもやっています。そこを視察させていただいて、その次のタイミングぐらいに伊豆高原としてブースを出そうという話を、今検討しています。
 ですので、例えばペットの事業者にこちらから1つ1つアプローチするんじゃなくて、ペット博にみんな集まってまいりますので、そこで地域を売っていこうかなとか、あるいは例えば、いなばペットフードさんって静岡市が本社なんですよね。あれだけCMもやっている会社が同じ静岡県にありますので、そういった企業にタイアップのアプローチをしていこうとか、そういったことを今、考えているところです。あと、ペットユーザーが集まるなら、例えば大室山の麓のさくらの里でちょっとイベントをしようとか、外向きにつなげていこうかなというのが、今の計画でございます。

○大石(健)委員
 ありがとうございました。よく分かりました。先ほどの最初の説明のときにおっしゃったんですけれども、ワンちゃんが出入りできるお店が220軒ぐらいで、80軒から90軒が宿泊可能であるという御説明があって、物すごく多いと思うんですが、これはIKOをつくられてから利岡さんが中心となって、そういうふうにしましょうよとお声をかけた結果、これだけ増えたのか、あとコロナもあって実際どのぐらいの効果があったか分かりませんが、体感として、それをやったことによって、犬連れの旅行客、宿泊客が増えたのか、増えないのか、どんな感じなのか教えてください。

○利岡正基参考人
 私が活動する前からやっぱり右肩上がりというか、我々のエリアでもやはり閉まる宿もあったり、新しくできたりとかもあるんですけれども、新しくできる宿が5軒あると三、四軒はワンちゃんの宿なんですよね。今、要はワンちゃんの出店ブームというか、ワンちゃん宿が非常に増えている。実際今、人口の15歳以下の子供の数をワンちゃんの数が抜いたっていうのが何年か前のはずなんですね。それだけ結局、ファミリーよりワンちゃんっていうところがあって、実際、ワンちゃんが15歳以下の子供の数を抜いているんですけれども、そのうちの7割の方はワンちゃんと旅行に行っていないんです。だから、3割の人がこれだけの市場を動かしているということでいくと、まだまだ潜在的にあると思います。
 私たちはまだ情報を整理したぐらいなので、自分たちがやったからワンちゃん宿が増えたってことでは正直ないかなと思っています。ただ、ワンちゃんの宿がこれから何かやろうとしたときに、その情報を掲載した冊子を220の施設に配っていただいているので、例えばそれを見た方が、じゃあ今度はここへ行ってみようという流れに、今後そこに上乗せされるんじゃないかなという期待はあります。今伸びているのは必ずしも私たちの声かけの効果だけではないというのが正直なところで、トレンドとしてあるという。特に、コロナの中でも、コロナがちょっと落ち着いてきたところで、ワンちゃんの宿のほうが動きが早いというか、ワンちゃん自体がアウトドアというのもあるのかもしれませんが、そういった方からやっぱり動いているかなというのが、実感としてはあります。

○大石(健)委員
 非常に熱く語っていただいて、ありがとうございました。検討させていただきます。
 もう1点だけ聞かせてください。やはり去年のGoToキャンペーンは効果があったということと、現在、静岡県が今こそしずおか元気旅をやっていて、それなりに回っていることは伺ったんですが、ちょうど2019年の夏に設立されて、その後に台風が来ましたよね。函南町と伊豆の国市が大変なことになって、それに対して静岡県として特別に今やっている元気旅の原型となる形で、函南町と伊豆の国市に泊まった人に対しては5,000円の補助が出るっていう、今の元気旅と同じことをやりました。伊豆高原は私も行ったことがあって、そういう意味では、直接災害、洪水があったりしたところではないとは思いますが、例えば下の道が土砂崩れになってしまったり、周辺の都市が災害に遭った場合は、やはり影響があると思います。伊東市の伊豆高原には被害はないけれども、周辺に被害があった場合、今、熱海市もそうなんですが、割増でお金を出しているところもあります。そういうことがあったとしても、やはり全然大丈夫なくらいやってもらいたいでしょうか。

○利岡正基参考人
 実際、あの台風のときは、伊東市はかなり被害受けました。施策としてキャンペーンみたいなのはなかったですが、あのときは本当に田んぼも水没というエリアもありました。今の御質問は、そこにそういうキャンペーンを乗っけるのが是か非かっていうことですか。

○大石(健)委員
 僕が言いたいのは、静岡県に対して言いたいことが多々ありまして、静岡県は災害が起こったときに、災害救助法を申請したことが1回もない県だったんですよ。2019年のときに300の全国の市町村が申請して、それを基にしてこういうキャンペーンを国から言われてやったんですけれども、静岡県はたまたま函南町と伊豆の国市だけが一番ひどい災害の基準に合っているということで、自動的に指定されたんで、そこだけは補助したんです。今回も熱海市だけなんです。ほかにもいっぱいあって、伊東市も私のところも、焼津市も藤枝市もいろんなところで氾濫して、同じように被害を受けたんですけれども。そういうことはおかしいんじゃないかというのを言いたいんです。

○曳田委員長
 ちょっとすみません、7番委員は質問を整理してくれますか。アフターコロナとはちょっと若干ずれている気がします。

○大石(健)委員
 アフターコロナにおいてもそういうことをやっていったときに、直接被害がない伊東市の伊豆高原も恩恵があると思うんですが、それをどう呼び寄せるかを考えていらっしゃるということですね。

○利岡正基参考人
 はい、考えています。

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