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東南アジア駐在員報告
1999年7月 経済 駐在員 : 篠原清志
・各国の株価、通貨の上昇続く
6月に入っても、東南アジア各国の株価・通貨の上昇が続いている。
インドネシアでは、総選挙での闘争民主党の優勢から、同党が掲げる通貨ルピアの固定相場制移行を主な材料に1US$=7千ルピアを突破。政府首脳は、予算の前提となった7,500ルピア台が妥当と急激な上昇を懸念している。
シンガポール株価は、6月下旬、連騰して23日にはシンガポールの株価指標であるST指数が史上最高値を更新、その後も堅調に推移している。
マレーシアの株価も7月2日には、1年9か月ぶりの高値を記録。東南アジア各国の株価が急上昇していることを受けて、バブル再来を懸念する政府首脳やマスコミの論評も出てきている。
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