東南アジア駐在員報告
2020年10月 社会・時事 駐在員 : 福田 渉
今年度は、新型コロナウイルスによって多くの事業が変更を余儀なくされているが、前向きに発展しているものもある。そのひとつがオンライン・プロモーションである。
訪日旅行が再開したら、なるべく多くの人に本県を訪問していただけるように、事務所公式Facebook上でクイズキャンペーンを初めて開催した。7〜9月にかけて、本県のおいしいものや観光地、地域の文化・歴史やアクセスなどをテーマに実施した。各回10問を5〜10分で回答できるように設定し、ヒントを交えつつ、できるだけ多くの人に参加してもらうようにした。クイズを通じて本県のことを知り、親しみを感じてもらえるよう心がけた。結果、シンガポールやタイなどのASEAN諸国の他、オーストラリアやインドから357人が参加した。参加者から「家族旅行で静岡に行くつもりだったが、新型コロナでキャンセルした。でも、静岡に行きたい気持ちは少しも変わっていないよ。」「このクイズで静岡の歴史や文化にとっても興味を持った。絶対プランに入れるよ!」等のコメントがあった。一部報道によれば、日本政府は来春から試行的に外国人観光客の受入再開を検討しているとのことなので、こうした取組を通じて引き続きアピールしていきたい。
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