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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2012年1月 経済
駐在員 : 長谷川卓


    12月14日、静岡市ホテルセンチュリー静岡において、静岡県、ジェトロ静岡及びシンガポール政府国際企業庁の共催により、「シンガポールセミナーイン静岡」が開催された。
     セミナー講師として、シンガポールから来静したAPECビジネス諮問委員会前議長のテン・テンダー氏は、「経済発展の進むアジア諸国は、日本の中小企業の持つ技術、サービスを求めている。海外ビジネス経験の少ない日系中小企業に対して、アセアン、中国、インドとのネットワークを持つシンガポールがゲートウェイ(入口)となって協力することで、新たなビジネス開拓の道を切り開くことができる。」と述べ、シンガポールと日本(静岡)との協働を説いた。また、シンガポール政府企業庁東京オフィスのゴ・ウィーミン所長は、シンガポール企業との合弁事業によりアジア市場を開拓した日本ペイントの成功事例を紹介し、シンガポール発ビジネスの優位性をPRした。
     安価な労働力を求めての海外展開ではなく、経済発展が進む新興アジア諸国の市場への参入を求めての海外展開の時代を迎える中、海外ビジネス経験、特に英語力の乏しい日本の中小企業にとっては、英語を公用語とし、欧米型ビジネスにも、華僑、印僑ビジネスにも強いシンガポールとの協働は、強力な選択肢の一つとなると言えよう。


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