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中国駐在員報告2010年3月 経済 春節の打ち上げ花火で占う景気動向
しかし、毎年、春節時の花火等についての規制が強化され、今年も、空港近辺や繁華街、あるいは交差点等、さらに特定地域における打ち上げ花火等が禁止された。その結果、地域によっては、今年の花火は少なかったのではという市民もいたが、全般的には、例年よりも多かったようだ。また、花火の質も毎年向上し、より高く、美しく円形を描く花火が中心になってきているようで、連発花火1箱の値段も2千元(日本円換算:約3万円)を超えるものも出てきている。 特に打ち上げ花火の多い日は、元旦と財神爷(今年は、2月18日)の午前零時前後であり、住宅街等では、数千発の花火が各所で打ち上げられ、あたり一面の爆発音と火薬の煙に、頭の中までしびれるようであった。 |
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