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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > ヨーロッパ駐在員報告

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ヨーロッパ駐在員報告

2000年12月 経済
駐在員 : 森貴志


    ドイツ人の旅行好きに東西格差なし
    ドイツ人と言えば、日本人と同様、大の旅行好きとして知られており、ひとたび休暇ともなれば、国民の多くが“民族大移動”のようにイタリアやギリシャなど南の暖かい国へと足を運ぶ。そうした旅行好きの国民性は、旧西独市民に比べ生活水準が劣る旧東独市民であっても違いはないようだ。
    ライプチヒ実証調査研究所がまとめた調査結果によると、今年の旧東独市民の旅行者数は878万人に上り、旧東独全人口の76%に達した。しかも、同市民の今年の平均旅行費は1561マルク(約7万8000円)に上り、3年前に比べ289マルクも大幅増加しているとのことである。同研究所によれば、「今年ほど旧東独市民が休暇旅行にお金をつぎ込んだことはなかった」と発表した。
    東西ドイツ統一から既に10年が経過したが、依然として旧西独地域と旧東独地域との経済格差は縮小しておらず、旧西独とは比較にならないほど高失業率が続いている。しかし、旧東独市民もようやく十分なお金を所持して休暇旅行を楽しめる余裕が出てきたようだ。
    同研究所によると、全旅行者のうち300万人以上はドイツ国内で最低5日間の休暇を過ごし、旅行者のうち半分は海外で休暇を満喫した。海外旅行先で最も人気が高かったのはスペインで、160万人に上っており、同国への旅行者数は昨年に比べ一気に16万人も増加したという。続いて人気が高かったのはイタリア、オーストリアの順位となっており、ユーロ安という状況もかさなり、海外旅行先はユーロ圏内に集中している。


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