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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2004年8月 その他
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール 観光庁あの手この手の観光客の誘致

    シンガポール観光庁は、国内外の観光客誘致に向けたプロモーションとして、「マイ・ツーリズム・パスポート」と「プロジェクト・ポストカード」を開始した。
    これは、世界規模で観光客を誘致するキャンペーン「ユニークリー・シンガポール」(*)の一環として実施するもので、シンガポールの魅力を再発見してもらうことを目的としている。
    「マイ・ツーリズム・パスポート」は、パスポートに記載された39のアトラクション施設を訪れるスタンプラリーで、対象施設にはシンガポール動物園やジュロン・バードパーク、シンガポール歴史博物館などが含まれている。
    また、 「プロジェクト・ポストカード」は昨年に引き続き実施される企画で、国内居住者に観光客誘致の広告をプリントしたポストカードを配り、海外宛に投函してもらうというもので、愛国心の強いシンガポーリアン向けの企画である。投函した人の中から抽選で商品券と、国内ホテルの1泊分の宿泊券が当たる仕組みとなっている。 カードはシンガポール・ポストのオフィスや、薬局「ガーディアン」、シンガポール動物園、ナイトサファリ、ジュロン・バードパークで入手できる。また8月上旬から100万枚のカードが全国各世帯に配布されるほか、30万枚が無料タブロイド紙トゥデイに挿入された。 
    さらに、1960〜70年代にチャイナタウンで見られた夜店「ナイトマーケット」を復活させたほか、7月にはオーチャード・ロード沿いの駐車場にホーカー(安い食事の屋台)を集めた「グラットンズ・スクエア」の営業を認め、当初は1か月の予定だったがあまりに好評だったため、営業認可期間を来年2月末まで延長するとのことである。
    日本人観光客市場も重要と位置付け、9月までの期間、「シンガポール“ふるさと”キャンペーン」を展開している。これは現在または過去にシンガポールに駐在した(している)人、日本各地のシンガポール協会会員、シンガポールを視察する企業、およびその家族、友人などシンガポールを「第二のふるさと」のように思っている人を対象にしたもので、シンガポール航空(SIA)と特選ホテルを組み合わせた割安パッケージプランが特長となっている。発着地は、東京、大阪、名古屋、福岡で、ホテルはラッフルズ・ザ・プラザ、リッツカールトン・ミレニア、フラートン、グッド・ウッド・パークなど、日本人好みの豪華ホテルから選択できる。
    ありふれた誘客策に思えるが弛まぬ努力の甲斐もあり、今年のチャンギ国際空港の利用者数が昨年比21%増の3,000万人と、同空港にタミナルー1が完成した1981年以降、最高の利用客数が見込めそうである。
      * ユニークリー(Uniquely)シンガポール・・・観光庁は、シンガポールが持つ独特の文化・伝統・現代性の融合を前面に売り出すため、新しいキャッチフレーズ「ユニークリー(Uniquely)シンガポール」の下、世界に向け観光客誘致キャンペーンを今年5月から開始している。テレビコマーシャルや印刷物の広告などを利用して、海外で大々的に宣伝を行っている。


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