東南アジア駐在員報告
2012年7月 経済 駐在員 : 長谷川 卓
日本政府観光局(JNTO)によれば、今年5月のタイ及びマレーシアからの訪日旅行者数は24,000人、12,700人で、東日本大震災の影響で激減した昨年同月比で約200%、180%増となり、5月では過去最高を記録した。
こうした中、6月18日〜21日、静岡県東南アジア駐在員(筆者)と韓国駐在員がタイ、マレーシアの旅行会社を訪問して、ソウル、上海及び台北経由富士山静岡空港着発便利用の新規旅行商品造成を働きかけるセールスコール(営業活動)を行った。
両国においても、成田や羽田などへの直行便利用の旅行商品の人気が高いのは当然だが、今回訪問した旅行会社の中には、アセアンを席巻する韓流ブームと近年の短期滞在ビザ不要措置で人気上昇中の韓国と日本の二か国を訪問する旅行商品やソウル定期便を就航する他の日本の地方空港との着発を組み合わせた新しいルートでの旅行商品の造成が考えられるとの前向きな回答もあった。今後もこうした営業活動を粘り強く続けることで、訪日旅行の復活、富士山静岡空港の利用促進に努めていきたい。
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