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中国駐在員報告2016年8月 社会・時事 7月28日、上海市は、公共の場所における喫煙規制に関する条例の修正案を、次回の市人民代表大会常務委員会会議で検討することを明らかにした。現行の条例は、2010年3月の施行から6年間で、公共の場所での喫煙規制にある程度の効果を上げたと評価される一方で、レストラン、娯楽施設や旅館等での喫煙スペースの設置を認めており、公共の場所は全面禁煙と定める国際的な趨勢から遅れているとの批判も受けている。今回の修正案では、建物内は全て禁煙とし、喫煙スペースの設置は認められない。また、禁煙区域での喫煙者に対する罰則規定が強化されている。 |
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