東南アジア駐在員報告
2019年3月 経済 駐在員 : 竹田 敏彦
インターネット上の静岡県観光情報を充実させるため、2月下旬にシンガポールのオンライン・メディアを対象に静岡県ファムトリップを実施した。今回の参加者は、同地の高額所得者を読者に持つ英語・中国語メディアの記者3名である。3泊4日で、アート・カルチャー、グルメ、上質な宿泊先をテーマに県全域を取材いただいた。
ファムトリップの中で記者たちは静岡でしかできない経験に大きな興味を示していた。具体的には、「わさび田で農家の方からお話を聞いた後にそのわさびを使った料理を食べる」、「富士山世界遺産センターで富士山の歴史を学んだ後、富士山本宮浅間大社を参詣する」、「様々な種類の静岡茶についての説明を聞きながら、それぞれのお茶に合わせた食事をとる」といった体験だ。富裕層は人とは違う体験を常に探しているため、静岡でしかできないことを、地域・個人の歴史といったストーリーに乗せてPRすることが効果的とのことだ。
今回のファムトリップに同行することで、新しい静岡の魅力、そしてシンガポール人がどのような点に感動するのかなど多くの発見があった。
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