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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2003年2月 経済
駐在員 : 岩城 徹雄


ASEAN各国で四輪、二輪好調

    タイ工業連盟自動車部会の発表では、02年通年の自動車生産台数が58万5千台(対前年比27%増)となり、過去最高を記録した。国内販売が38万台(同38%増)と好調だが、輸出は伸び悩み、完成車輸出は3%増にとどまった。タイで生産される自動車の主流は1トン・ピックアップ・トラックで全体の65%を占めるが、これが32%の増となり、全体を引っ張った。乗用車は1201〜1500ccクラスが14.8%増となるなど、全体では8.5%増であった。
    二輪の生産台数も196万台(対前年比62%増)と過去最高を記録した。国内での二輪車の販売台数は通年で133万台を超え、6年ぶりに100万台の大台を回復した。ホンダの現地法人が発表した数字では、02年は対前年比48%増と大幅な伸びであった。通年のメーカー別のシェアではホンダ74%、スズキ12%、ヤマハ11%、カワサキ3%で、相変わらずのホンダ優位であるが、台数の増加率で見るとスズキが60%増、ヤマハが55%増と、ホンダの43%増を上回った。各メーカーとも、今年も市場拡大の傾向は続くと読んでおり、設備拡張など生産体制の強化を進める計画のようである。
    マレーシアでも02年の自動車販売台数は43万5千台(対前年比9.7%増)で過去最高を記録した。関係者は買い替え需要の時期に当たったと見ているが、乗用車では、プロトン、プロドゥアといった国産メーカーのシェアが9割を超え相変わらず強いが、起亜や現代の韓国勢もシェアを広げつつあるという。
    インドネシアでは、02年通年の二輪販売数が228万8千台(対前年比45%増)となった。メーカー別のシェアはホンダ63%、スズキ19%、ヤマハ15%、カワサキ2%となっている。


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