中国駐在員報告
2013年2月 社会・時事 駐在員 : 井口 真彦
都市部だけでも600万人以上の人口を抱える杭州市(農村部を加えると870万人。2010年国勢調査)に展開するコンビニは、合計約500店。人口2,300万人に対し6,000店のコンビニを有する上海市と比較すると人口当たりの展開数は圧倒的に少ない。
日系のコンビニが長らく無かった杭州市だが、一昨年の年末にファミリーマートが開店し、昨年末にはローソンも開店した。その杭州市で、2013年は新規のコンビニが300店近く開店すると地元の新聞が伝えた。杭州の日本語情報誌によると、そのうち日系コンビニは30店とのことである。
他のコンビニに比べ、サービスや品揃えが格段に良い日系のコンビニが、公正な競争の下で着実に利益を伸ばし、更に多く進出して生活が便利になることを期待したい。
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