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中国駐在員報告

2012年4月 社会・時事
駐在員 : 野村芳一


    中国で買い物をして一番大きな金額の100元(=約1,300円)紙幣で支払おうとすると、店員が必ず偽札かどうか、透かしや偽札検知器でチェックする。実際に国内では、かなりの量の偽札が流通しているようである。
     日本では想像もできないが、上海市で近ごろ、銀行などのATMから現金を引き出す際に、100元札の偽札が混じっているケースが発生している。上海総領事館は、ここ2〜3カ月で同市内に滞在中の日本人数人から同様の相談を受けたといい、注意を呼びかけている。
     また、同じく上海市内で、日本人などがタクシーの料金詐欺にあうケースがあり、1.6キロの距離で900元を騙し取られた日本人がいるという。 
    その手口は、運転手が100元札で支払いを要求してくるので、それに応じると、偽札なので使えないと突き返される。2度、3度それを繰り返されるが、返された100元札は偽札にすり替えられているというものだ。
    偽札の流通を防ぐため、江蘇省の無錫市では昨年から、ATMを通った紙幣のナンバーもしくは画像を記録するシステムの導入をスタートした。このほか、精度の高い大型紙幣鑑別機を増やすなど、複数の偽札対策を行っている。国際的な元の信用度の向上のためにも、中国で生活している者としても、偽札対策が一層進むことを期待している。


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