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東南アジア駐在員報告2022年11月 社会・時事 久しぶりにシンガポール保健省のウェブサイトを見て、同国と日本がコロナ対応で重視している数字が少し違うことに気が付いた。厚生省のウェブサイト(感染者動向)では「新規陽性者数」がはじめに掲載されている。一方、シンガポールでは「入院患者数」が重視されており、「酸素を必要としている入院患者数」、「集中治療室の入院患者数」についても一番に説明されている。ウィズコロナの社会を基本として、軽症者は自分で体調を管理し、乳児・高齢者・妊婦等の高リスク群及び症状が重い患者についてのみ病院が対応するという国の姿勢が数字の表現にも表れているようだ。 |
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