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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 韓国駐在員報告

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韓国駐在員報告

2013年4月 政治
駐在員 : 外山 靖


     平成25年4月4日に、忠清南道の新庁舎開庁式典が挙行された。青瓦台からヘリコプターで駆け付けた朴槿恵大統領が祝辞を述べ、内浦新都市を拠点とする対中貿易の物流中心地として、また韓国科学技術の未来を担う創造経済の中心拠点として、新しい出発を宣言した。
     式典には大統領の他、210万道民代表者、知事、議長、道内各市長・郡守、国会・道議会議員、海外交流団体の長など4,000人あまりが参加した。

    朴大統領の発言
    ・忠清南道は、大韓民国の中心部で地域の均衡発展と国民の統合のために先導的役割を果たしてきた。
    ・政府は、忠清南道を物流の中心拠点と位置付け、西海岸の港湾と内陸部の接続交通網を構築し、中国輸出の最前線基地として育成していく。
    ・さらに、忠清南道は、韓国の科学技術の未来を担う創造経済と創造的産業の中心拠点であり、国際科学ビジネスベルト造成を円滑に推進し、世界的レベルの研究拠点を構築し、創造科学に基づく新しいビジネス環境を整備する。

    安煕正知事の発言
    ・忠清南道は、大田庁舎時代の80年間、日本による植民地統治と解放、分断と戦争を勝ち抜き、1970年から80年代には産業化の主役として、また90年代には中央政府の移転と世宗特別自治市の創設に至るまで、大韓民国の中心として歴史的役割を果たしてきた。
    ・「幸せ忠南100年を開く日」をスローガンに、持続可能な発展を追求し、幸せな時代を作っていく。

    主な出席者
    ・劉正福韓国政府安全行政部長官、洪文杓国会議員、李完九前知事、ウクライナ大使、ポーランド・ビエルコポルスキ州知事
    ・本県知事、中国江蘇省長は祝福メッセージ、奈良・熊本県知事はビデオレターを寄せた。
     
    移転計画の概要
    位  置大韓民国忠清南道洪城郡洪北面忠南大路21
    事業面積9,950,521u(洪城郡:63%、山郡:37%)
    想定人口等10万人(100万人/ha)/38,500世帯
    施工期間2007年7月20日〜2020年12月31日
    ○第1段階  2009年から2015年
    ・道庁及び関係機関の移転  ・行政タウンの集中開発
    ・教育・都市基盤施設の設置 ・大学・産学協力施設の開発
    ○第2段階  2016年から2020年
    ・人口増大に伴う住宅地開発 ・自給のための産業用地開発


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