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韓国駐在員報告2015年4月 社会・時事 韓国統計庁が2015年３月19日発表した「韓国の社会指標」統計によると、2014年の高卒者の大学（短大や教育大を含む）進学率は70.9%で、2013年に比べ0.2ﾎﾟｲﾝﾄ上昇した。進学率は2005年の82.1%をピークに下落している。男女別では、男子の進学率が2013年比0.2ﾎﾟｲﾝﾄ高い67.6%、女子が同0.1ﾎﾟｲﾝﾄ高い74.6%だった。かつては男子の方が高かったが、2009年に男子81.6%、女子82.4%で逆転して以降、男女の差は2012年が5.7ﾎﾟｲﾝﾄ、2013年が7.0ﾎﾟｲﾝﾄと徐々に開いている。また、2013年の1ｸﾗｽ当たりの児童・生徒数は小学校が22.8人、中学校が30.5人、高校が30.9人で、いずれも2012年に比べ減少した。小中高校生の１人当たりの私教育費（塾や家庭教師など）は月平均24万２千ｳｫﾝ(約２万６千円)で、2012年比1.1%増加した。中学生が27万ｳｫﾝで最も多く、小学生が23万２千ｳｫﾝ、高校生が23万ｳｫﾝとなった。私教育を受けている割合は小学生が81.1%、中学生が69.1%、高校生が49.5%だった。一方、2013年の韓国の総人口は5,042万人だった。総人口は2030年の5,216万人をピークに減少し、2040年には5,109万人に減ると見込まれている。65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は2013年が12.7%で、2030年に24.3%、2040年に32.3%と上昇を続ける見通しである。また、高齢化に伴い韓国人の平均年齢も上昇している。1990年には29.5歳だったが、今年は40.3歳と初めて40歳を超え、2040年には49.7歳まで上昇すると予想されている。平均寿命は2013年基準で81.94歳。1990年の71.28歳に比べ10歳ほど延びた。また、韓国人の死因第１位はがんで、がんによる死亡率は人口10万人当たり149人だった。喫煙率と飲酒率は下落傾向にある。2013年基準で19歳以上の喫煙率は23.2%で、前年比1.8ﾎﾟｲﾝﾄ低下した。ハイリスク飲酒率※は同1.8ﾎﾟｲﾝﾄ低い15.9%だった。2013年の婚姻件数は前年比1.3%減少した一方、離婚件数は同0.9%増加した。
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