台湾駐在員報告
2023年7月 経済 駐在員 : 市川 美奈子
6月14日〜17日、台北市で開催された「FOOD TAIPEI 2023」(以下、「フード台北」という。)に出展し、静岡県産食品の輸出拡大を目的としたPRを実施した。
フード台北は台湾で最大規模の国際総合食品見本市で、今年は31カ国・地域から参加した1,498の事業者が4,118ブースを出展した。来場者数は、昨年(28,601人)比で約6割増となる46,539人に上り、会場内は連日多くの来場者で賑わっていた。
当事務所は、台湾の電機メーカー「東元電機」の飲食部門である「東元餐飲集團(東元レストラングループ)」傘下の、台湾モスバーガー等の運営会社「安心食品」のブース内にブースを設け、本県産食品等のサンプル展示・説明や試食・試飲等を通じて、県内18社41商品のPRを行った。
また、ブース出展に併せて、商談会やステージイベントで静岡県産品のプレゼンテーションを行ったところ、複数の県産品において具体的な引き合いがあった。
安心食品ブースには、日本の10自治体を含む30団体が出展しており、静岡県はその中で1者のみに送られる「最優秀賞」を、藤枝市と合同で初めて受賞した。受賞者の決定にあたっては、出展商品の評判やブースへの来場者数等を総合的に考慮した旨、主催者のコメントがあった。今回のPRが、台湾における県産品の販路拡大につながったと感じている。
今後も、静岡県産食品の台湾への輸出拡大に向け、PRを実施していきたい。
【図】商談会でのプレゼン
【図】授賞式の様子
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|