韓国駐在員報告
2019年2月 経済 駐在員 : 小関 克也
2月4日から2月6日までは韓国の旧正月(ソルラル)の期間のため、1か月くらい前から旧正月向けのギフトが多数販売されている。
今年は2種類以上の品物が詰められた「ハイブリッドギフト」が人気を集めているそうであるが、その中には、静岡県と縁があるギフトもあった。
韓国の大手百貨店の一つである新世界百貨店では、50セット限定で、韓牛(韓国牛)と静岡県産生わさびのセットが販売された。生わさびのおろし金もセットされており、価格は65,000ウォン(約6,500円)と決して安いものではなかったが、限定50セットがあっという間に完売したとのことである。
当事務所では、今回のセットにも入っている本県産生わさびの韓国への輸入や輸入後の販売促進について支援を行っている。同様に支援を行った本県産チューブわさびも、最近では多くのスーパーの店頭で手ごろな価格のものが見られるようになった。
ソウル市内で開催する観光や食関連イベントの際に、クラッカーにチューブわさびをのせて韓国の方に味わってもらうことが多いが、いつも大好評で、毎回クラッカーが足りなくなる。
わさびを味わってもらうとともに、世界農業遺産に認定された自然豊かなわさびの産地であることも理解してもらい、本県への観光誘客の材料としても本県産わさびのPRを引き続き行っていきたい。
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