中国駐在員報告
2020年3月 社会・時事 駐在員 : 土屋 岳久
スマホで全てが完結してしまう社会である中国。上海市では、今回の新型コロナウイルス感染症予防に関してもスマホが大活躍している。
例えば、買い物時などにスマホのQRコードの読取をすると、スマホの位置情報の履歴から利用者がどこにいたかが表示され、前述した「14日以内に上海市外にいなかったかどうか」の証明手段として利用することができる。
また地下鉄では、利用者が乗車車両のQRコードをスキャンすることで、もし同じ車両に乗っている人が新型コロナウイルスに感染していた場合、連絡を受け取ることができる。
監視社会下にある中国。これらの行動履歴が監視されていることについて様々な意見があると思うが、防疫管理においては有用性のある使用法であるといえる。
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