中国駐在員報告
2018年11月 経済 駐在員 : 土屋 岳久
10月14日に在中国日本大使館において、本県PRイベント「花と茶の都静岡和文化体験会」(静岡県上海事務所主催・在中国日本国大使館共催)を開催した。
このイベントは「静岡県PR」「華道デモンストレーション」「茶道デモンストレーション」「静岡県産品抽選会」の4部構成で行い、会場には弊所が主催した「静岡風景写真コンテスト」入賞作品の写真パネルや、本県の伝統工芸品、中国国内で購入可能な県産品を展示した。
また、池坊北京支部による本県で有名なガーベラやバラ等を使った華道のデモンストレーションや、裏千家北京出張所による静岡産抹茶と県産のお茶菓子を使った茶道のデモンストレーションを実施し、来場者は初めて間近に観る華道・茶道に大変感動している様子だった。
当初、定員100人の事前登録制としたところ、日本大使館SNSへの掲載後わずか 1時間で300人を超える応募があり、定員を大幅に増やさなければならないほどの反響があった。また、16社21名の現地メディアが取材に訪れる等、中国における日本の花や茶への関心の高さを伺い知ることができた。
来年には北京で国際園芸博覧会の開催が予定されており、花と茶をテーマに両者を融合したPRイベントを実施できる都道府県は、ほかにはない。この強みを生かし今後も中国における本県の知名度向上を図り、併せて観光誘客、県産品販路拡大を目指し複合的な PRを実施していく。
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