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韓国駐在員報告
2013年2月 経済 駐在員 : 外山 靖
韓国国土海洋部は、2012年に韓国の格安航空会社(LCC)を利用した乗客は延べ1,306万人で、前年に比べ24.1%増加したと発表した。国内・国際線に韓国のLCCが占める割合は、前年の16.5%から18.8%に拡大した。
LCCによる国内線運航は5路線で、前年比9.0%の947万人の旅客を輸送し、シェアは43.8%に拡大した。中でも特に金浦〜済州、金海〜済州、群山〜済州の3路線は2年連続でLCCが過半数を占めた。
国際線は新たに2路線が開設され27路線となった。海外旅行の需要増に伴い、旅客は359万人と95.6%急増し、シェアも7.5%に上がった。LCCのシェアが最も高かった路線は金浦〜中部(名古屋)で、99.8%を記録した。シェアの伸びでは、仁川〜福岡が前年の0.5%から22.2%と、大幅成長を見せた。
国土海洋部は、今年も国際線市場の拡大を追い風にLCCの成長が続くとみている。
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