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中国駐在員報告

2016年7月 経済
駐在員 : 石井亘


義鳥市は浙江省金華市に属する県級市である。上海の西北約290kmに位置し、上海からは車で約3時間30分かかるが、高速鉄道を利用すると約1時間30分で到着する。市の人口は約123万人と大きな市ではないが、雑貨品、小物商品の巨大集積地、市場としての義鳥の名前を聞いたことのある人は多いだろう。中国国内各地で生産されたあらゆる雑貨、小物が義鳥に集まり、国内だけでなく、日本、アジア、アフリカなど世界各国のバイヤーが買い付けを行い、輸出されていく。日本の百円ショップで販売されている商品の多くは義鳥で買い付けられた商品である。

6月13日(月)、14日(火)の2日間に渡り、県企業立地推進課とともに義鳥市を訪問し、商品販売施設である「義鳥中国小商品城」(小商品は中国語で雑貨の意)や現地で活動している県内企業を訪問した。「義鳥中国小商品城」は同名の国営企業によって設置、運営されている。全体は5区から構成されていて、各区に巨大な展示場が並び立っている様は壮観である。

各区によって販売されている商品が異なっており、例えば1区の1階では造花、ぬいぐるみ、電動玩具、2階ではネックレス等のアクセサリーを取り扱う業者が入居しているが、2区に行くと1階は鞄類、雨具、2階は金物、工具となっている。最も繁盛しているのは1区との事であった。出展スペースも、間口2m、奥行き5mほどの小さなものから、通路で囲まれた1ブロックを占める大きなものまで様々である。また、5区の1階は輸入商品館となっていて、世界各国からの輸入商品を取り扱っている。アフリカ諸国との貿易促進という国家施策に基づき、アフリカ各国が展示・販売を行っている他、日本、韓国等の商品も取り扱われている。日本の製品では、定番の紙おむつ、化粧品やキッチン用品が人気を集めている。

輸入商品館での静岡県企業等による商品販売について検討していくため、当事務所としても引き続き現地調査や関係者との情報交換を続けていく。


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