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韓国駐在員報告2009年5月 政治 外国人専用タクシー(ソウル市) これまで、外国人がタクシーに乗る場合、電話により英会話業者との連携で対応してきたが、「限界がある」という声が強く、外国人が希望する時間に希望する場所でタクシーに乗れるよう予約を受付ける24時間コールセンターを設置することとなった。 コールセンター職員も、ドライバーも、外国語での対応や案内が可能で、市は4月10日までに、英語・日本語・中国語・スペイン語など外国語を話せるドライバー約600人を確保している。 予約や利用時の電話は、24時間365日対応のコールセンター(02-1644-225)にするほかホームページからの予約も可能である。(http://www.internationaltaxi.co.kr/) 仁川空港や金浦空港から市内への送迎については、事前予約があれば到着ロビーで客の名前を書いた紙を掲げたドライバーが待機、予約していない場合は、空港設置のデスクで申込みを行うこととなる。 また、市内から目的地までの送迎については、コールセンターへ直接連絡するほか、街を走っている外国人専用タクシーを、通常の流しのタクシーとして呼び止めることも可能である。 利用料金は、仁川空港から市内までは定額料金(区間料金制)で、金浦空港から市内、又は両空港から市外の場合はメーター料金(一般中型は通常の2割増、模範型はこれまでどおり)となる。 支払いは、クレジットカードやバス・地下鉄にも使用可能なICカードであるT-MONEYも使用可能である。 市では外国人専用タクシーの外観やドライバーの制服等について、他のタクシーと区別し、5月から150台で開始し、9月には中国語サービスも開始予定で、年末までに1,000台に増加させる計画もあるという。 |
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