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中国駐在員報告

2012年9月 行政
駐在員 : 井口 真彦


     8月10日から15日にかけて、大須賀淑郎副知事一行が訪中し、浙江省人民政府・龔正(きょうせい)常務副省長を表敬訪問し、11月に浙江省で予定されている静岡県・浙江省友好提携30周年の記念式典や、静岡−浙江産業観光展に向けての相互協力関係の確認などを行った。
     12日には、静岡県、浙江省双方の楽団、合唱団の参加による「第九演奏会」が実施され、友好の気運に溢れた素晴らしい演奏を満員の聴衆が堪能した。
     13日には、同時期に浙江省を訪れ、ホームステイなどを通して現地の青年との交流を深めていた日中青年代表の現地企業研修、レセプションに、副知事一行が同行、同席した。レセプションにおいては、県側青年代表が見事な太極拳の演舞を披露したり、省側青年代表が、これまでの交流の過程で意気投合した県側事務局で労を取る担当者の一人に、それぞれの娘さんから娘さんへの30羽の折鶴をプレゼントしたりするサプライズなどもあり、最後には全員で「乾杯」を大合唱するなど、草の根交流の雰囲気は最高潮に達した。
     副知事一行は、世界有数の大港湾である寧波港地区において、今後発展が最も期待される梅山港や、貿易・流通等において国内外で大きく事業を展開している省内最大級の企業グループ・浙江省物産集団公司の視察なども行った。
     また、これらの活動に先立ち、11日には、岡田武史・前日本代表監督率いる浙江省唯一のプロサッカーチーム「杭州緑城」の試合を観戦した。
     観戦に際しては、事前に当事務所の微博(中国版ツィッター)を通じて呼び掛け、当日は、これに応じて集まった多くの中国人サポーターと共に声援を送ることができた。微博での呼び掛けの過程では、杭州緑城チームの幹部が我々の活動に気づき、220万人以上のフォロワーを持つ同チームの公式微博で歓迎のメッセージを書き込んでくれ、ネットのスポーツニュースサイトにも紹介された。
     また、日本で最もサッカーが盛んな静岡県関係者が、友好交流関係にある浙江省のチームを応援するということで、マスコミに情報提供していたところ、副知事への取材依頼があり、ハーフタイムの時間帯に、スタジアム内の会場において記者会見方式の取材が実施され、翌日以降、新聞やネット上で大きく報道された。
     副知事一行が中国を離れた15日から、尖閣諸島を巡る日中間での騒動が表面化し、今後の交流にも懸念が生じているが、こういう時期にこそ、30年間にわたる広く深い交流の成果が試されるのではないかと思う。両県省の友好交流関係を更に深め、一般県民、省民への浸透を図り、揺るぎないものとするためにも、今回の活動で得られた手掛かりを大切にし、育てていきたい。


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お問い合わせ

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ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp