台湾駐在員報告
2020年12月 経済 駐在員 : 宮崎 悌三
日本のお酒(日本酒・焼酎・泡盛等)の台湾における更なる輸入促進を目的に開催された「和酒節」(主催:日本台湾交流協会。以下、交流協会という。)に出展し、静岡県産日本酒のPRを行った。
出展は、台湾に拠点を設けている自治体事務所(静岡県、沖縄県、茨城県笠間市)に対する交流協会の呼び掛けに応じたもので、台湾の飲食店関係者約100名が参加した。
イベントでは、他に台湾の利き酒師によるセミナーや日本酒などを使ったカクテルを紹介するセミナーなどが行われ、参加者の日本酒の味わい方やどのような料理に向いているかなどのコメントから、日本酒への深い興味と理解が覗える。
台湾においては、利き酒師、ワインソムリエ、日本茶インストラクターなど、飲食に関する理解を深めるため、さらには副業を目指してか、資格取得を目指す講座が盛況で、特に可処分所得に余裕がある層にそのような傾向があるように感じる。
イベントでは、日本の食文化を深く理解する複数の参加者から、静岡県産日本酒へ好評をいただいたことから、本県の日本酒に可能性を感じた。
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