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中国駐在員報告

2009年1月 経済
駐在員 : 若田部 孝


2009年の中国経済の展望
〜上海市の年末年始商戦の実績は過去最高額を記録〜

2009年の中国の経済展望について、中国社会科学院の張主任は、12月22日の人民日報のインタビューに応じて、次のように答えた。
「2009年において、経済の成長維持、内需拡大、構造調整は、中国経済のテーマとなる。国家統計局のデータによると、2008年11月の社会消費財小売総額は累計で約9兆8千億元(日本円換算で約147兆円)に上り、前年同月比21.9%増加した。投資については、今後2年間において、総額10兆元(日本円換算で150兆円)を越える見込みである。それらが適切に行われれば、中国経済は、安定的な成長を維持することができる。」と述べた。
ともすれば、世界的な金融危機の影響で、不景気なことばかりがニュースに流れるのは、日本も中国も同じであるが、2009年の新年早々に景気の良い話題も上海市内で出た。
 1月5日付の上海商報によると、「上海市商務委員会の発表では、2008年12月31日から2009年1月3日までの4日間、市内の主要商業施設の売上高は、前年同月比26.1%増の26億9500万元(日本円換算で約405億円)となった。この金額は、統計を取り始めた1999年から過去最高となった。」と報じ、さらに同日付の上海証券報によると、「銀行間カード決済サービス会社の中国銀聯(ユニオンペイ)は、4日、新年連休(1日から3日)中に銀行をまたいで行われた取引の総額が前年同月比の70.5%増の590億元(日本円換算で約8,850億円)となり、このうちデビット機能を使った消費決済は同89%増の165億元(日本円換算で約2,475億円)と大幅に増加した。」と報じた。
 昨年、中国ではCPI(消費者物価指数)が、前年同月比の平均で1月から11月まで7〜8%台の増加だったものが、11月に2%台まで低下してきたことなど、国内消費には明るい話題が増えてきている。昨年は1月の大雪災害から始まった試練の年であったが、今年は良い年になってもらいたい。
(注)換算レートは、1人民元=15日本円で計算した。


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