ここから本文です。
ヨーロッパ駐在員報告
2001年1月 社会・時事 駐在員 : 森貴志
宇宙人によるクーロン人間造り
「2001年 宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック監督)の原作「スペース・オデッセイ」の著者、英国人SF作家アーサー・クラーク卿(83歳)が今年、宇宙の高等生命体に自分のクローン人間を造らせる構想の実現に乗り出すことになった。クラーク卿は、今までその作品の中で、インターネット、通信衛星、スペースシャトルなどの近未来の発明を予言し、ことごとく的中させてきた人物である。
1月2日付の英紙インデペンデントによると、クラーク卿は、宇宙にはクローン技術を持つ高等生命体が存在すると予言し、自分のDNAをこの生命体に遭遇させてクローン人間を造らせようと計画しているという。髪の毛6本を「これはアーサー・クラークではない。 クローン人間である」と吹き込んだテープと共に宇宙に放出する計画である。
クラーク卿は「いつの日かどこかの超文明がこれと遭遇するかもしれない。人類が絶滅しても、私は違う時、違う宇宙で存在するかもしれない」と語っている。
日付別一覧 地域別一覧 分野別一覧
|