東南アジア駐在員報告
2018年5月 行政 駐在員 : 竹田 敏彦
3月下旬、静岡県教育委員会が実施した高校生海外インターンシップ(芸術)に参加する県内高校生11名が来星した。
芸術を学ぶ学生を対象とした当研修は実質3日間と短いながら、現地芸術学校との交流、アーティストスタジオ訪問、ギャラリーでのワークショップ参加など充実したプログラムとなっていた。
今回の訪問先の中には清水南高校と交流を続ける中高一貫芸術学校School of the Arts Singapore (SOTA)もあった。同校での交流事業には清水南高校を訪問したことのある生徒が集合し、静岡から参加した学生とペアを組んでオブジェ制作を行った。作業開始直後は言語の壁に戸惑ったようだが、インターネットの翻訳サイトを使うことでこの壁を乗り越え、最後にはそれぞれが独創的な作品を完成させていた。
アーティストのスタジオ、ギャラリー訪問では、当初恥ずかしがっていた学生からも質問が投げかけられた。今回が初めての海外旅行という学生も多かったが、一生懸命にプログラムから何かを学びとろうとする姿が印象的だった。
この研修は生徒にとって国際経験を積みながら、シンガポールのアートシーンについて深く学ぶ貴重な経験となったようだ。
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