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中国駐在員報告

2011年5月 社会・時事
駐在員 : 野村芳一


    海外の日本人学校で初となる高等部の開校・入学式が4月16日、上海市浦東新区の上海日本人学校で行われた。
    中国最大の経済都市である上海は、長期滞在する日本人の数が5万人を突破し、世界一の規模となっている。進出企業数は約8,200社あるといわれており、増加傾向が続いている。日本人学校も2校あり、計2,600人の生徒を有するが、小学部・中学部だけで高等部はなかった。
    高等部については、中国に進出する日本企業の増加に伴い、家族同伴での赴任に対する環境整備を求める声が高まっていたことから、上海日本商工クラブが新設準備を進めてきたが、今回その活動が実を結んだ。
    第1期生は1年生2学級、計55人でスタート。同校は中国における外国人学校の認定も取得予定のため、卒業すれば日本の高校と同じ卒業資格を取得できるだけでなく、日本帰国後には帰国子女枠での大学受験も可能となる見込みである。
    教育理念としては国際都市上海の立地条件を活かした国際性豊かな人材の育成を目指しており、徹底した学習指導、語学指導、文化交流により国際人を育てるという教育方針を掲げている。また、日本国内の私立大学数校と連携した学校運営を目指している。
    現代の日本の若者は、内向き志向で海外に出ることを好まないといわれるが、上海では多くの日本人の若者が活躍している。国際性豊かな環境で育った上海日本人学校高等部の卒業生が、上海で活躍する日も近いだろう。


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