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韓国駐在員報告

2021年2月 社会・時事
駐在員 : 小関 克也


韓国でも日本と同様、12月から新型コロナの新規感染者が急増した。韓国政府は1段階から0.5刻みで3段階までの計5段階で警戒レベルを定めているが、新規感染者が増加した首都圏等では、昨年12月8日からは上から2つ目の2.5段階に格上げするなど各種規制を強化した。その効果もあり、12月20日〜26日のクリスマスを挟んだ週には全国で一日あたり平均1,000人を超えていた新規感染者が、1月17日から23日の週には同410人まで減少した。これにかなり貢献したと思われる対策がカフェでの飲食禁止だ。
新規感染者がもっとも多い時期であった12月24日から1月17日にかけて、カフェでの飲食を終日禁止し、テイクアウトのみに制限。こっそり座る人がいないように店内の椅子を机の上にあげてしまったり、飲食コーナーを仕切りテープで囲ってしまう徹底ぶりだ。韓国は成人のコーヒー消費量が年間一人当たり353杯(2018年)というコーヒー消費大国で、カフェは受験勉強をする学生や買い物途中に休憩する人の憩いの場となっていた。特に冬場は日中も氷点下となってしまうため、「カフェで時間をつぶすことができない」=「外出が困難」ということになり、家にこもる時間が増え、結果的に人と接する機会が減った人がかなり多かったことが推測される。
 現在、ソウル等では2.5段階措置が継続されているが、カフェでの飲食禁止は1月18日に「朝5時から夜9時までは認める」と緩和された。駐在員の間では、「緩和して大丈夫か?」と懸念する声もちらほらと聴かれているため、杞憂に終わることを願うばかりである。


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