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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2008年11月 社会・時事
駐在員 : 獅倉 浩


フィリピン・・・アウト・ソーシングの注目を集めるセブ市

    原油価格高騰に続き、アメリカの金融不安の影響を受けて、東南アジア諸国の経済状況は弱含みで推移しており、フィリピン経済も例外ではない。
    しかし、その中にあって同国のアウト・ソーシング業界は好調で、特にセブ市に人気が集中している。フィリピン商工会議所が実施した近時の調査によると、アウト・ソーシング事業の新規事業所開設トップ50世界都市ランキングで、セブ市が1位になった。
    昨年度の同調査では、1位チェナイ、2位ハイデラバード、3位プネでいずれもインドの都市だったが、今次の調査結果では、1位セブ(フィリピン)、2位上海(中国)、3位北京(中国)、4位ホーチミン(ベトナム)、5位クラコー(ポーランド)という結果が出た。
    この結果から同商工会議所は、世界に展開する企業は、アウト・ソーシング事業を展開する場の選択基準として、適した国ではなく、適した都市というサイズを選択するようになり、また、選択する基準としては、人材の質と数、人件費を始めとする経費、通信設備等の環境(インフラ)、テロや暴動などの危険の有無、生活環境を重要な要件にしているようであると述べている。
    セブ市は大学等教育機関が多い都市で、英語を流暢に話すことのできる若い人材が豊富にいると言われている。首都マニラと比較すると、人件費、不動産価格などが安く、人々の気質も一般的に温和で、治安も良い。こういった条件が見合っているのであろう。セブ市内では現在22のコール・センターに約2万社が契約しており、外国からの直接投資36件が通信事業や企業の間接部門のアウト・ソーシングに向けられている。


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