東南アジア駐在員報告
2019年7月 社会・時事 駐在員 : 竹田 敏彦
日本では春に公開されヒットした映画『名探偵コナン紺青の拳』が6月13日にシンガポールでも公開となった。当地には元々多くのコナンファンがおり、今回はシンガポールが舞台となっていることから、映画の公開にあわせてラッピングバスや繁華街オーチャードでの広告掲示など大規模なPRがされていた。
自分は家族と共に公開最初の週末に映画館に足を運んだが、中規模の劇場は在住日本人とシンガポール人でほぼ満席だった。
映画では、忠実にアニメで再現されたマリーナベイサンズがテロリストにより攻撃されるなど、ダイナミックな演出がされていた。
自然災害の心配は少なく、治安もよいシンガポールではあるが、政府はMRT駅などでテロ警戒の映像を流し、テロ等危険通報用のアプリを作るなど国民への啓発に余念がない。今回のコナンは危機意識の高くないシンガポーリアンに対するテロ警戒啓発という面でも、最適なツールとして活用できるかもしれない。
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