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中国駐在員報告

2019年7月 経済
駐在員 : 土屋 岳久


2019年1月31日に上海市第15回人民代表大会第二次会議において「上海市生活ゴミ管理条例」が通過し、7月1日から施行されることとなった。これに先立ち、上海市内ではゴミ分別に関する啓蒙活動や説明会が開催され、先日、事務所が入るビルでも入居者に対するゴミの分別に関する説明会が実施された。
日本ではゴミの分別は当たり前のこととなっているが、中国では例えば紙もガラス瓶や缶も同じゴミ箱に捨てることが可能であり、私も中国の生活においてゴミの分別にはしばらく無頓着になっていた。
しかし7月1日からは段ボールやガラス瓶等リサイクルが可能な「リサイクルゴミ」、電池や蛍光灯等環境に悪影響を与える恐れのある「有害ゴミ」、食材や花卉等バイオ処理が可能な「生ごみ」、そして上記3分類に属さない「乾きゴミ」の4種類に分別し捨てることが義務付けられることとなった。
この条例には違反した人に50元(約800円)から200元(約3,200円)の罰金を科すことが盛り込まれている。私が住むマンションではゴミ分別の指導と監視を行う専門員が常駐することとなったため、今まで24時間可能であったゴミ捨てが、朝と夕方の決まった時間に限定されることとなった。
以前から中国は日本のゴミ分別に対し高い関心を持っており、旅行社等から「静岡県内のごみ処理施設を視察したい」という要望や、小学校でゴミ分別の授業をしてほしいといわれ、実際に日本のゴミ分別やリサイクルに関する授業を行ったこともある。日本のゴミ分別に関する教育や処理システム等は、中国に売り込める日本の特色としてPRできると思料する。


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