東南アジア駐在員報告
2019年11月 社会・時事
駐在員 ： 竹田 敏彦
９月下旬、シンガポールの高等専門学校テマセク・ポリテクニーク調理学科の学生40名が研修旅行で静岡県を訪問した。同学科の学生は2017年にも静岡を訪問しており今回は２回目の来静となる。
学生たちは６泊７日のスケジュールのうち５泊を静岡で過ごし、清水港、ワサビ田、トマト・メロン農園、鰹節工場などを訪問するとともに、富士山でのハイキングや一般家庭でのホームステイを体験した。
研修終了後に同校を訪問し、引率教師に静岡の感想を聞いたところ、参加者は皆静岡を大いに満喫し、大変よい印象を持ったとのことだ。
特に学生が満足した訪問先としては、鰹節工場、ワサビ田、一般家庭でのホームステイを挙げてくれた。ホームステイについては、開始前はどのような体験になるか心配していた学生が多かったとのことだが、各家庭でのおもてなしの成果か、終わってみると時間が足りなかったという声が大多数だったとのことだ。
同校の制度上、同じ国に連続しての訪問はできないため来年の静岡研修は難しいとのことだが、数年後にまた静岡の食文化や観光地を楽しんでもらえるよう声掛けを続けていく。
 日付別一覧  地域別一覧  分野別一覧
|
