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北米駐在員報告
2000年11月 経済 駐在員 : 若梅 真樹
米成長率減速傾向に
商務省が発表した第3四半期の国内総生産(GDP)実質成長率の速報値は、前期比2.7%の伸びとなり、99年第2四半期(2.5%)以来の低い伸びにとどまり、景気の減速傾向を示した。
主な要因としては、住宅投資や設備投資の伸びの鈍化や昨年6月以降の6回にわたる利上げ効果などがあげられているが、ニューヨーク株価や企業収益の不透明感などもあり、景気失速を回避しつつ安定成長を実現するため、米経済が軟着陸できるかどうかが今後の焦点となっている。
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