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中国駐在員報告

2007年11月 政治
駐在員 : 若田部 孝


中国共産党第17回党大会
〜今後の中国を担う若きリーダーが選出された大会〜


 10月15日に開幕し、21日に閉幕した中国共産党第17回全国代表大会(党大会、十七大)は、中央指導部の発足、総書記の重要報告、党規約の改正などが公表されたため、世界中から注目を集めた。
 中国憲法上の最高国家権力機関である議会は、「全国人民代表大会(全人代)」として年1回開催される。この全人代と地方の各級人民代表大会の代表は間接選挙により任期5年で選出される。それとは別に、中国共産党が原則として5年に1回開催するのが、今回開催された「中国共産党全国代表大会(党大会)」であり、党の重要問題を討議するほか、中央委員の選出などを行う。
今回の党大会で特に注目された最高指導部の人事異動については、中国共産党第17期中央委員会の第1回全体会議が党大会閉幕後の22日に開催され、新しい指導者達が選出され、胡錦涛氏(64才:以下、カッコ内数字は年齢)が2期目の中国共産党中央総書記、中央軍事委員会主席として選ばれた。この中で、新しい中国共産党政治局委員を選出し、胡錦涛氏、呉邦国氏(66)、温家宝氏(65)、慶林氏(67)、李長春氏(63)、習近平氏(54)、李克強氏(52)、賀国強氏(64)、周永康氏(64)の9人が党中央政治局常務委員会委員に選出された。選出された9人の中で、習氏、李克強氏、賀氏、周氏の4人は今回新たに選ばれた委員である。
 今回の人事異動の特徴は、胡氏、温氏、李克強氏以外の6人が、江沢民前総書記に近い指導者といわれていること。5年後に交代すると予測されている胡総書記を引き継ぐ「第5世代」指導者の中核として習氏と李克強氏が、政治局委員を飛び越え異例の「2階級特進」として、政治局常務委員会委員になったことである。
 特に習氏は、静岡県が友好提携している浙江省の前書記であり、今年3月には上海市の書記に栄転され、さらに今回、政治局常務委員会委員に抜擢され、今後の中国を担う若きリーダーの一人となった。


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