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台湾駐在員報告

2018年10月 社会・時事
駐在員 : 宮崎 悌三


2016年11月、静岡県の駿河湾の加盟が認められた「世界で最も美しい湾クラブ」(1996年設立。以下、湾クラブという。)は、優れた自然景観を保全しながら、湾周辺地域の観光振興や地域経済の発展との共存を図ることを活動理念としているNGO(非政府組織。本部フランス)である。
湾クラブの第14回総会が、台湾の会員である澎湖(ほうこ)湾を擁する澎湖県で9月下旬に開催された。総会には、世界30か国の50を超える都市から300名以上が集った。静岡県及び駿河湾沿岸市町から澎湖県と交流のある西伊豆町も湾クラブの一員として参加し、駿河湾のプレゼンテーションなどを通じて世界に向けて情報発信する良い機会となった。
総会は、基調講演、テーマごとのパネルディスカッション、現地視察等も組み込まれ、中身の濃い日程で進められた。討議を通じて、世界共通の問題として取り上げられていたのは、プラスチックを主とする海洋ごみである。腐敗しないプラスチックは、海を漂う間に、有害物質を吸着する可能性があり、それらがさらに海洋に棲息する多くの生物に取り込まれることから、人間にとっても悪影響を及ぼす大きな問題となっている。
 澎湖諸島でも風向きによっては大量に海岸に漂着するごみ。総会後、美しい澎湖湾を維持するため、県長や地元住民が清掃している姿が印象的だった。


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