台湾駐在員報告
2018年1月 行政 駐在員 : 内藤晴仁
日本統治時代に開業した阿里山森林鉄路が開業105年目を迎え、このほど記念式典を開催した。阿里山森林鉄路と30年以上の交流がある本県の大井川鉄道及び沿線の島田市、川根本町並びに当事務所がこの記念式典に出席した。
阿里山森林鉄路(本線)は、嘉義と阿里山を結ぶ全長約71km、標高差約2,200mの鉄道であり、当初は阿里山のヒノキ運搬を目的に建設・運行された。現在は主に観光列車として運行されており、年間を通じて観光客の人気を集めている。
2016年3月には川勝知事が阿里山森林鉄路に乗車し、阿里山森林鉄路を運営する台湾林務局(日本の林野庁に相当)の楊副局長も2017年6月に来静し大井川鉄道に乗車している。鉄道交流を軸として、両地域の交流が更に深まっていくことを期待している。
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