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北米駐在員報告
2001年6月 社会・時事 駐在員 : 若梅真樹
・航空会社の評価
レストラン評価などで知られるザガットは、航空会社を対象とした01年のエアライン評価を発表した。
同エアライン評価は、98年から開始され、米国内外の航空会社70社を対象に、快適さ、サービス、機内食、価格及び総合評価について、利用者による0点から30点までのポイントで表示している。回答者数は、旅行代理店を含む約31,000人。00年のフライト利用回数は、国内線で平均15.7回、国際線で3.9回となっている。
今回総合点で国内線エコノミー・クラスのトップとなったのは、革の座席、無料シャンペン、陶製の食器、親しみやすいスタッフなどが好評だったミッドウエスト・エクスプレス航空。第2位以下は、ジェットブルー航空、アラスカ航空、ミッドウェイ航空、ナショナル航空と続き、中小エアラインの健闘が目立った結果となった。また、国内線プレミアムサービスのトップは、ハワイアン航空。一方、国際線のトップは、エコノミー、プレミアムともにシンガポール航空となった。日系では、日本航空がプレミアムクラスで第8位にランクされている。
座席エンターテインメントの豊富さ、マッサージやマニキュアサービスなどが受け、国際線プレミアムクラスで2位に入ったバージン・アトランティック航空は、業界で初めて機内全席でEメールやウェブへのアクセスサービスを提供する予定であるというし、航空券の割引以外のところでのサービス合戦も利用者には、朗報といったところである。
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