韓国駐在員報告
2015年6月 社会・時事 駐在員 : 野原靖
韓国の仁荷(イナ)大学(所在地:仁川(インチョン)広域市南区)において、平成27年(2015年)5月28日(金)に「静岡県の魅力・静岡県庁の仕事」と題し特別講義を実施した。本講義は、同大学の国際通商学科の金雄熙(キム・ウンヒ)教授及び日本言語文化学科の牟世鍾(モ・セゾン)教授から当事務所に講師依頼があり、日本名士招請特別講義の一環として実施した。この特別講義は、3月〜7月にかけて計12回実施され、当事務所がそのうちの1回を担当。他の講師は、在韓日本国大使館総務部、在韓日本大使館経済部、NHKソウル特派員、朝日新聞ソウル特派員、国際交流基金ソウル日本文化センター、三井住友銀行ソウル支店等。
当日は、午後4時〜5時30分に国際通商学科・日本言語文化学科の学生50名を対象に、経済・観光・国際交流に関してPRを行った。
まず、経済については、本県の経済規模及び産業構造に加え、本県の新産業クラスターである東部のファルマバレー、中部のフーズ・サイエンスヒルズ、西部のフォトンバレーについて紹介を行った。
次に、観光については、富士山世界遺産、温泉や遊園地などの一般的な観光地に加え、伊豆南部のダイビング、大井川鐵道の機関車トーマス、静岡本店のタルト専門店「キルフェボン」(日本スイーツのトップブランド)など、学生層に合わせた訴求を行った。
後半の静岡県庁の紹介では、協定先である忠清南道等との交流や県庁で活躍している韓国人職員の紹介等を行った。講義はクイズ形式で進め、学生達の理解をより深めることができた。本県に関する新たな発見をした学生も多く、夏休みに静岡旅行に行きたいという学生達も現れた。今後も他大学も含め、本県の認知度アップを図っていく。
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