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韓国駐在員報告
2013年2月 社会・時事 駐在員 : 澤井 亨
昨年11月に伊東市内の南大室窯において実施された新朝鮮通信使事業(今年度から始まった釜山文化財団の事業で、韓国人芸術家の鄭孟龍さんが、1か月間、伊東市に滞在しながら創作活動を展開した。)の作品等が、1月2日から31日まで、釜山市内の朝鮮通信使歴史館で展示された。
伊東市で制作された風鈴等の作品とともに、鄭さんが富士山静岡空港の総合案内所で受け取った伊東高原駅までの行き方を示した韓国語のメモまで展示され、静岡で暖かい人的交流があったことを感じさせる展示となっていた。
釜山文化財団は、5月3日から5日まで開催される朝鮮通信使祭りに、今年初めて静岡県から舞踊団体を招へいする方針であり、また、「朝鮮通信使」を世界遺産登録にするという動きもあり、しばらくの間、釜山では、朝鮮通信使が欠かせない話題となりそうだ。
【朝鮮通信使歴史館での展示内容】(上段は新朝鮮通信使事業実施都市の紹介、下段左は創作作品。下段右は鄭さんが静岡空港で受け取ったメモ)
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