韓国駐在員報告
2014年5月 社会・時事 駐在員 : 松村昭宏
韓国・慶煕大国際教育院が外国人留学生523人を対象に実施したアンケートの結果が2014年4月15日までにまとまった。
「韓国と聞いてまず思い浮かべるもの」として回答者の44.0%が「韓国料理」を挙げた。次いで「ドラマと映画」(38.4%)、「アイドル歌手」(9.9%)と続いた。「最も印象深い料理」は、「チキンとビール」との回答が32.0%でトップ。次いで「ビビンバ」(23.0%)、「プルコギ」(18.6%)、「サムギョプサル(豚三枚肉)の焼肉」(14.2%)、「トッポッキ(餅の唐辛子みそ炒め)」(8.8%)、「パジョン(ネギのチヂミ)」(6.6%)、「参鶏湯(サムゲタン:鶏スープの料理)」(4.3%)の順だった。慶煕大は、ビビンバやプルコギなどは既に世界的に知られた韓国料理だが、チキンとビールが印象深い韓国料理に挙がったのは、2014年2月に放送が終了した人気ドラマ「별에서 온 그대(ピョレソ オン クデ):星から来たあなた」の影響とみられる、と説明している。また、「母国で成功しそうな韓国の起業アイテム」として「フライドチキン店と焼肉店」(30.6%)、「チムジルバン(韓国式サウナ)」(18.6%)を挙げた。「母国にもあったらよいと思う物」では「プルコギ用プレート」(19.7%)、「キムチ冷蔵庫」(17.5%)などが上位を占めた。
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