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北米駐在員報告
2001年7月 行政 駐在員 : 若梅 真樹
・ネットギャンブル合法化へ(NV州)
ネバダ州議会は、インターネットでのギャンブルを合法化する法案を米国で初めて可決した。今後、グイン州知事により検討されることとなるが、米司法当局は、ネットギャンブルの合法化に否定的な見解を示しているものの、知事が署名し、法案として成立することは確実と見られている。
未成年者への悪影響やネットギャンブルが違法とされている地域との関係などの問題点が指摘されていることを受け、ネバダ州では、未成年者が参加できない措置を取ることを条件に可決したという。
カジノが主要産業の一つであるネバダ州では、これまでネットギャンブルは、従来のカジノ産業を脅かすものとしてむしろ法規制を求める立場をとってきたが、これからの成長産業になるとの判断のもと、新たな収入源として一転推進に転じたという。いずれにしても今後の成り行きが注目されるところである。
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