東南アジア駐在員報告
2019年9月 社会・時事 駐在員 : 竹田 敏彦
2017年から18年にかけて実施されたシンガポール人・永住権保持者の平均世帯月収(名目)調査の結果が発表された。
同国の統計局によると平均世帯月収は11,780ドル(約94万円)と5年前の調査時よりも1,310ドル(約10万円)増加している。
支出内訳を見ると、住居費28.9%、食費20.3%、そして交通費が13.2%と生活関連経費が多くの割合を占めている。また食費のうち外食費は前回調査と比べて50ドル(約4,000円)増加の810ドル(約65,000円)、自家用車保有者が減ったことで交通費は30ドル(約2,400円)減の780ドル(約62,000円)となっている。
また持つ者と持たざる者との所得格差が大きな問題となっている他の先進諸国とは違い、シンガポールでは上位20%よりも下位20%の世帯月収の伸びが高いとのことだ。
高額所得者が多く生活するシンガポールからさらに多くの方に静岡を訪れ、県産品を購入していただくため、幅広い分野で静岡のPRを継続する。
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